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【合格者が教える】 登録ランドスケープアーキテクト補(RLA補)試験の勉強法・勉強時間

「登録ランドスケープアーキテクト補の資格に興味あるけど、どうやって勉強したら良いのかわからない」

「どのくらい勉強すべきなの?」


といった疑問がありませんか?


私が実際に試験を受けたときはほとんど情報がなく困った経験があります。

そのため、この記事は
「学生の間はいろんなことをやりたいから、効率的にかつコストをかけずに一発合格したい!」

といったランドスケープを学ぶ学生たちのためにこの記事にまとめました。


私自身、RLA一次試験を在学中に一発合格しており、後輩たちにも勉強方法等を指導した経験があります。


ちなみに同じ年に受けたビオトープ管理士2級、技術士一次試験(技術士補)もすべて合格しました。


この記事を読めば「お金と時間を費やさず、最短距離で一発合格できる方法」が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、本記事はあくまで【合格することを第一】としており、【満点または高得点】を目指すものではないので、ご注意ください。

検定や資格試験なんて、取ったもん勝ちだと思っています。
取った後に点数がどうだったなんて聞かれたことがないですし、重要ではないかなと。
それよりも資格を持っているかどうか。それがすべてです。

※2024年から公式ホームページにてRLA補試験(一次試験)の過去問が公開中止となりました…😢
過去問対策がしづらい状況になったのでこの記事の内容の一部も修正しました。


※後半部分は有料とさせて頂きました。

一部収益は次世代の熱意ある学生のために寄付支援させて頂き、残りは今後の更なる良い記事を執筆するための活動費とさせて頂きます。

寄付先:トビタテ!留学JAPANへの寄附・支援
https://tobitate.mext.go.jp/donation/private/index.html



登録ランドスケープアーキテクト(RLA補)とはどんな資格?試験内容は?


公式サイトの記述を引用すると以下の通りとなります。

●試験実施日時 :2021年下旬の日曜日 9時00分~18時45分(RLA補は、15時45分~18時45分)

●試  験  地 :東京・大阪・福岡・札幌の4地区
※福岡会場と札幌会場は受験希望者数により設置されない場合がございます

●受験手数料:16,500円 (税込み)(RLA補は、5,500円(税込み))

●合格発表日: 11月中旬

●申し込み期間: 毎年6月初旬~7月中旬

●受験資格: 問わない(補は誰でも受験可能)

●試験地: 札幌・東京・大阪・福岡の4ヶ所
※2023年からは一次試験(その1)(その2)については、テストセンター試験(CBT試験)を導入

※具体的な日程については公式サイトを参照してください(公式サイトはこちらから

試験内容 :
一次試験
その1(基本的知識) 全80問
ランドスケープの役割、都市公園法等の関連法・制度、ランドスケープデザイン、自然、歴史・文化・今日的課題に関する知識を問う問題

その2(設計知識)
植物材料、植栽基盤、植栽設計、植栽施工と管理、施設材料、施設設計、施設施工と維持管理、敷地造成、雨水排水に関する知識を問う問題

二次試験
その1
No.1土地利用ダイヤグラム
No.2敷地計画

その2
No.3造成・排水設計
No.4植栽設計
No.5詳細設計

※二次試験の各問題は8月中旬あたりに出題テーマが発表されます。

※一次試験、二次試験共にその1、その2があり、各部門ごとに合否判定があり、合格した部門は次回以降に繰越可能です。


どの試験、分野を突破したら合格かどうかややこしいのですが、まとめると以下のとおり。

●資格取得条件

・登録ランドスケープアーキテクト補を取得(学生でも取得可能)
 →一次試験のその1、2いずれも合格する必要

・登録ランドスケープアーキテクトを取得(実務経験必要、社会人向け)
 →一次試験その1、2、二次試験その1、2をすべて合格する必要

・ランドスケープアーキテクト補を取得している方は一次試験が免除となり、二次試験その1、2を受験して合格すればok


合格ラインについて

残念ながら、明確な合格基準が公表されていません。
公式サイトでは以下のような表記があります。

「本試験の合否判定は、答案の採点後、学識経験者、実務者により構成されるRLA資格認定試験検定委員会を開催し決定します。
合格判定ラインについては、絶対評価のみで決定されるものではなく、正答率、偏差なども考慮し決定いたします。

ランドスケープコンサルタンツ協会HP

つまり、毎年一定ではないということですね…汗

ただし、毎年、昨年度実施試験の採点結果(平均点・最高点・最低点)が公表されています。参考までに2019年の結果を載せておきます。

2019年
一次試験
その1 平均点54.7点/80 合格率 85.3%
その2 平均点47.5点/80 合格率 56.1%

二次試験
その1 平均点23.7点/40 合格率 53.1%
その2 平均点32.7点/60 合格率 45.5%

自分が受験したときに他の受験した学生と照らし合わせた限りですと、合格率はだいたい「60〜65%」くらいかなと感じました。70%あれば確実かと思います!

つまり、80問中48〜52問正答が合格ライン(変動あり)だと想定されます。


特に重要な出題分野


まずは敵を知ることが重要です。
出題内容と出題数および割合で以下の通りとなっています。

問題数が多い出題分野には太字にしています。

この分野の正答率が低いと合格が厳しくなってきますので注意してください。

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