将来の夢:オタクを名乗ること!

 ―いまもまだ叶えられていない夢。

 小学生のときに母から言われた二択。

「あんたはオタクになりたいの、ギャルになりたいの?」
それは洋服を買いに行こうとしたときのことか、それとも教室での立ち振る舞いに悩んだときだったか。文脈も正確な言い回しも覚えていない。ただ、
「どっちも嫌だー」と答えたのは覚えている。当時の私の目標は「勉強して頭のいい中学に合格して、親孝行する」ことであり、自己表現だなんだと考えるのは時間の無駄だと思っていた。(というか、ファッションにはまったら成績下がるわよと言われていた)

 月日は流れて文理選択。
「私って源氏物語好きじゃん? だからお母さんみたいに国文学を学ぶのもありかなって」
「あんたいうほど古典とか好きだっけ? なんというか文学に対するオタク度合いが足りないわよ。数学そこそこできるんだし、理系にしとけば」

 なんだオタク度合いって。

 友達から言われた言葉。
「そけいって、普通のアニメ好きとか漫画好きってわけじゃないよね」

 うむ。別に今期のアニメをすべてチェックするとか、今はやりの漫画をすべて読むとかしている訳ではない。2,3作品を年単位で愛していくのが私のスタイルだ。

 二次創作を見聞きするのは好きだ。SNSでオタクが新たな考察を叫んでいるのに感銘を受けるのも好き。でも、絵も文章もかけないし、課金して経済を回せているわけではない。オタクを自称することとか、〇〇推しとかいうのはおこがましいと感じるし、できない。

 でもこんなちゅうぶらりんな私は何といえばいいんだろう。

 多分、私のような人間を何も知らずに遠目からみる人は「オタク」という風にくくるんだろうなあ。

 もはや作品が好きなのか、尊さを表現してくださる言語化能力の高いオタクたちが好きなのかわからないけど。今日も二次創作を漁るためpixivとニコニコ動画とTwitter(Xになりつつある)を巡回するのである。いつかオタクを堂々と名乗ってほかの人と交流することを夢みて!

 ※もちろんオリジナルへの愛は別格である

おまけ
二次創作を巡回してしまう作品たち()内は私がその作品に出会った年。
・カゲロウデイズ(2018年ごろ)
出会ったときにはすでに完結していた。公式が供給してくれないなら、ほかの人が供給するのを見ればいいじゃない?という思想を教えてくれた作品。今年も8月15日に曲を聞いたり巡回したりしよう、、

・プロジェクトセカイfeat.初音ミク(2021/08)
ゲーム内にカゲロウデイズが追加されるのをきっかけに始めた。好きなユニットはワンダショ。

・ヘタリア(2022/02)
なんで受験生なのにハマったんだ私のバカ!! テストが終わったらアニメとミュージカルを一気見する予定。16年(?)分のファンアートを漁ることができるため時間はあっという間に溶ける。

そのほか
漫画を見るのに使うサイト(無料で見れる分、公開期間が決まっていたり一部読めなかったりする。上にかいていない作品を広く浅く読むのに使う。)
・pixivコミック
・コミックメテオ
・ジャンププラス
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?