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題材さがし
1、空の染師
「凍て空」というノートがあります。
天気というものは神秘的なものです。
幼い頃は、どうして毎日違う天気なのだろう 、と考えることもなく、明日は雨か、となんとなく思う程度でした。
「空が染まる」という表現と出会ったのは、果たしていつのことだったでしょうか。空はキャンバスであり、透き通った美しい彩りで人々を楽しませる芸術家。そんな話を書きたくなったことを覚えています。
私たちはこのままならぬ天気にあらゆる感情を抱きます。喜んだり、安堵したり、悲しんだり、憎んだり……。自身の世界観を表出させる芸術家のようでありながら、他者の世界にあらゆる形で干渉する者。何かないかと考え、考えついたのが【空の染師】でした。
天気によって人間が欲するものも変わる。私は晴れた日に飲みたくなる大好きなアイスコーヒーと染師の話を合わせることにしました。
短いお話として絵本にしてみました。続編を書きたいものです。
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2、蜘蛛と人形師
三年前、長編小説【最果ての希望】を完結させました。思えば、自分の転換期に書き上げたお話でした。
このお話にはジズとロコという二人の登場人物がいます。対称的な彼らはいかにして出会い相棒となったのか。その始まりがこちらです。
こちらも続編を書きたいものです。
(編集中)
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