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【スマホでPython数学】第1章 計算機として使ってみよう

それでは、授業でめんどくさい計算を、スマフォの電卓ではなく、Pythonで計算してみましょう。

1.まずは足し算と引き算から

足し算や引き算は電卓アプリを使うのが簡単ですが、桁数が多かったり、足したり引いたりする数が多かったりすると、ミスが出てきます。そんなときに、Pythonで式を入力しておけば、ミスタイプもすぐに分かりますし、ミスしたところを直すこともできます。
それでは、「1 + 2 + 3 =」はいくつになりますか?(数字と記号の間には「スペース」があってもなくても大丈夫です。Pythonは「スペース」を気にしません。)

1.グレーの四角の中に「1+2+3」と入力
2.上にある「▶Run」のボタンを押すか、「In [1]」のずっと右にある「▶|」をクリック
(キーボードの右上にある「▷|」でもよい)
3.「Out[1]」が出力される(答えは「6」)

2.かけ算の記号は「*」、割り算の記号は「/」

コンピュータの命令の決まりで、かけ算の記号は「*」、割り算の記号は「/」となります。これはPythonに限ったことではなく、コンピュータやプログラミングの決まりになります。
それでは、「5 × 6 =」と「40 ÷ 5 =」はいくつになるでしょうか?

1.「5 × 6 =」は「5*6」と入力
2.「40 ÷ 5 =」は「40/5」と入力
※グレーの枠が出てこない場合は、上の「+」ボタンを押してみて

3.四則演算子と( )を使った計算

これまでは簡単すぎて、命令を書くことの方が大変でした。しかし、いくつもの四則演算子を使ったり、( )を使ったりした計算では、コンピュータがあると良いなあ、と思えるはずです。
ここでは、いくつか計算練習をしてみてください。(解答はページの下の方に入れておきます。)

1)(4 + 3) x 3 =
2)  (4 + 3) x 2 =
3)  (4 + 3) x (4 + 3) =
4) (4 + 3) x 3 x 2 =

まとめ

以上で、簡単な計算が出来るようになりました。次からは、プログラミングっぽいことが始まりますので、ご期待ください。

解答




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