オンライン自主トレの絆

　何とか6月から学校が通常通りに再開されそうな情勢です。私の勤める中学校では、先週から分散登校が行われ、来週からは午前と午後の部に分かれて毎日登校してきます。
　しかし最後の晴れ舞台がである中体連が中止された三年生の心の傷は小さくはありません。　

　私が関わっているサッカーは幸いリーグ戦が行われる可能性が残っているので三年生は引退せずにいます。

とは言え、部活動の再開の目処が立っていない現状で、どうやって部活動としての繋がりを維持できるか？

そこで私がたどり着いた方法がオンライン自主トレです。

現在週2回のペースでオンライン自主トレを行なっています。今朝も小一時間ほど活動しました。

本日のメニュー
.準備運動→ムービングプレパレーション
.ボールタッチ→スクラッチ左右、前後、左右ぜんご各100回
→ダブルタッチ、空ぶみ、空ぶみボールを踏んで各1分
→アウトサークル　ボールを鋭角に動かす事を意識する
.体幹

活動内容と言ってもボールタッチと体幹トレーニング程度。冬場の廊下練習の一部を切り取った感じ。

しかし、同じ時間に顔を合わせて「一緒に練習している」という感覚が尊い。

そんな印象がをオンライン自主トレから感じています。

また、指導者の視点として家の中でもできるボールタッチのでディテールにこだわる視点が新たに生まれました。
普段のシーズン中にはできない細かいボールタッチの理論も含めて再咀嚼できたことはポジティブに受け止めています。

部活動の再開に向けてオンライン自主トレを通じての「絆」や「一体感」を大事に育んでいこうと思います。