恐れと不安と感謝

　有志による送別会に行ってきた。
　
　今年の異動は少ないと思っていたら、フタを開けたら12名の異動。
　教職員の4分の1強の異動が発表された。

　毎年思うことだが、この人がいなくなった穴が果たして埋まるのだろうか？という不安な気持ちが湧いてきます。

　新しくくる人はどんな人だろうか？

　そう思う私がいる向こうでは、

　次の職場はどんな職場なのだろうか？

と不安になっている転入職員がいるはずです。
　不安なモノ同士が、良い学校を作るために、「初めまして！」
からのエンジン全開の怒濤の1週間で新学期が始まります。

　今日からの1週間は旧メンバーと共に仕事をする最後の1週間。

　今までの感謝の気持ちといなくなる寂しさとこれからの不安が交錯します。

　31年勤めてきても変わらないこの時期の感慨。

　この味わいが、1年間の原動力となり、終わってみれば

「良い一年だったな」

32年を勤め上げた来年の今日もきっとまた同じことを感じているのだろうと思います。