再放送が新鮮

　最近はコロナの関係でロケが進まず、新番組がスタートしていない。
　過去の番組の再放送が繋ぎで流れているが、意外と面白い。そんなこと感じませんか？
　私が面白いと思う理由の一つに、そもそもその番組を過去あまり見ていなかったか、見ていたとしても内容を忘れている。笑

　個人的にはヒューマンなドラマも好きです。(一番はタイムスリップものですね)
　山崎賢人扮する自閉症の医師の場の空気を読まない直球ドストレートの行動は周りとの軋轢を生む。
　しかし、周囲の場の空気とは権力者への忖度だったり、保身だったり。
　医者が第一に考えなければならないのは、患者の命を救う事。教員である私であれば、子ども達が安心して学べる場を保証し、サポートすること。
　そんな当たり前のことを思い出させてくれます。

先日チラ見して、うーむと唸ったのが、不自然な死の真相を解明する法医解剖医を石原さとみが演じている「アンナチュラル」

マーズウィルスに感染？して死亡した男性。

時期を同じくしてマーズの感染が拡大。この男性が持ち込んだ？という憶測がマスコミ報道にって一人歩きし、遺族へのバッシング。

これってコロナウィルス感染者へのバッシングが問題となっている現在の状況と被り、人間の恐怖が生み出す攻撃性の怖さについて考えさせられました。

次から次へと新番組が始まると忘れられてしまう過去の番組。

ゴールデンタイムでも全然色あせていない。個人的にはそう感じています。

自粛自粛の毎日でふと東日本大震災のことを思い出しました。

　あの時の日本も自粛ムードに包まれ(自粛が果たして復興の後押しになるのか？という疑問もありましたが。)テレビはからはACジャパンのコマーシャルばかりが流れていて、笑い番組を始め多くの番組が自主規制していたことが思い出されます。

　現在はYouTubeが注目され、有名人がどんどんYouTubeに進出しています。テレビが圧倒的なメディアではなくなってきていると思っていたけど、テレビのポテンシャルって高いな。
　
　改めてそんなことを感じた次第です。