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知識と経験の積み重ね

週末、高尾〜奥高尾の縦走に行ってきました。稲荷山から高尾山、小仏城山、景信山を経て、陳馬山。天気も快晴で風も心地良くとても爽快でした。写真は縦走中に見つけたたぬきの家族?です。可愛くてパシャリ^ ^

ソロ登山は自分と向き合うことになると先日書きましたが、今回も同様に自分と向き合い、思いがけない気づきをもらう機会もありました。

山歩きは、登りはもちろん傾斜や階段が長く続くときついのですが、下山時の方が特に集中力を使うので気力と体力を消耗し疲れます。今の私は正直、登りは楽しいけど下りは苦手だと感じています。

陳馬山から高原下バス停に向かう下山ルートは岩石や木の根の隆起が多い道が続くので下山にひと苦労で、まだ初心者の私は呆然とする瞬間が時々ありました。そのような中、後ろからポールを上手に使いこなしながらスイスイと下ってくる熟年の先輩がいらして、あっという間に私を追い越し、距離を徐々に広げられ、私も一所懸命に下るのですがいつの間にか見えなくなってしまいました。

私は颯爽と行かれる姿に「かっこいい・・」と憧れと敬意の眼差しを向けていました。あの歩き方は経験を積み重ねる中で培った賜物だと思いました。経験を積み重ねる中で技術や知識を深め、その時々の自分自身の身体と精神の感覚も把握しながら目の前の事に対応し、そして成長し続けているように私の目には映りました。

私もあんな風にかっこよく下れるようになりたい。

年を重ねることは老いることばかりでなく、経験を積み重ねるということなんですよね。経験から学び、技術や知識を得て、より自分を知り、人生のあらゆる場面に対応する。一連が自己成長のプロセスで、ずっとそれを続けていくことが大切なんだと、颯爽とした姿から教えてもらいました。





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