下層無意識と付き合う

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ユング心理学においての下層無意識層では、自分の安全を守るために、抑圧している意識や経験、感情が内在していると言います。

創造療法では表面的な感情や意識から始まり、絵や砂などのミディアムを通してその奥に潜む要因に触れていきます。しかし出し切れない時もあります。自身の認識を超えた先に何かがありそれについて恐怖と抵抗を感じ表に出せないということもありますが、それは自分を守るために下層無意識層に存在する何かだと仮説を立てることで、感情や体感をなだめ理性的に思考を働かせその状態の自分を受け入れることが可能となります。

現れたこの恐れや抵抗を解消しようと躍起になるのではなく、自分を守っているのだと受け入れることで自分を労わろうと優しくなれます。

自分に優しくなるって大切ですよね。

創造療法は優しいなと思っています。言葉を使った表現はしませんので、話さなくていいし、自身も何が起きたのかの頭の理解を超えて癒されていくことができるので、自分を傷つけることなく癒しを促すことが可能です。


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