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立派なのは威勢の良さ

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


昨日は5:30起きで新幹線に飛び乗り、自宅に帰ったころにはもうすぐ日付が変わりそうになっていた。

というのも一日中波に揉まれていたからだ。

一日中ご一緒いただいたのは、サーフィンをやるために昇進を断り会社を退職し、今では浜松の海で春夏秋冬問わず毎日毎日波に乗っているサーフィン歴32年の一流サーファーだ。

一流サーファーの一流たる片鱗は昨日の記をお読みいただきたい。
#昨日の記事はこちら
『一流のサーファーはここが違う』
https://note.com/soichiro_k/n/naa3095f5f21a

今日は一日講習を終えた翌日、素人がどんな有り様になっているかをお届けしたい。

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▼立派なのは威勢の良さ
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陸上でストレッチをした後、「まぁこれくらいの波で有れば余裕ッス」「今日中に乗りこなしてみせますよ」と豪語したのが綺麗な前フリになってしまったということだけは昨日お伝えした。

スノボの経験も有るし、なんでもそつなくこなすことに自信は有ったが、さすがに一朝一夕で出来るほどサーフィンは甘いスポーツではない。
#あらゆるスポーツがそうだと思うが

サーフィンは”波に乗る”スポーツだ。

ただ、”波に乗る”ってどういうこと?というのが素人の感想だろう。

これは実際に体験してみないと分からないところなのだが、文章で簡単に説明をするのであれば、こんな感じだ。

①サーフボードの上にうつ伏せになる
②パドルする
うつ伏せのまま手で漕いで前に進むことを英語で「Paddle」と言う
③波が割れる
波が盛り上がり「ザバーン!」と白いしぶきを上げて崩れることを”波が割れる”と言う
④波に乗る
割れた波でサーフボードごと岸に向かって運ばれる
⑤波に乗った瞬間立ち上がる

簡単に書いたが、これが一つも簡単ではない。

simpleだがeasyではないのだ。

波に乗るためには、波が割れた瞬間にパドルで自分が充分なスピードが出ている必要が有る。

パドルで充分なスピードが出ていないと波に置いてかれてしまう。

そうならないためには「波がどこで割れるか?」を予測する目が必要だし、

割れる地点で充分なスピードが出るように然るべきタイミングでパドルを始め加速しておかなければならない。

ただ、致命的なのは素人のパドルは全く持ってパワー不足ということだ。

波のパワーが強力でない限り、素人は必死でパドルするも虚しく、波に置いていかれてしまうのだ。

一流サーファーの1パドルと素人サーファーの1パドルの推進力の差は、さながらロードバイクに乗るロードレーサーと三輪車に乗る幼稚園児のようなものだ。

威勢よく波にアタックし続け何度も波に乗ることも出来たが、一日の終わりには「もうパドれません」と泣き言をいう始末。
#パドれません
#波に乗った瞬間はこちら
#秀直さんのご指導のお陰で 、たった1日でここまで来れました!
#誇大広告


かたや一流サーファーは涼しい顔だ。

パドル一つとってもこのくらいの差が有る。

波に不規則に揺られながらもサーフボード上でバランスを取るバランス感覚
波を追い越すほど強力なパドリングをする筋力
ちょうど乗れるタイミングで割れる波を見極める目と経験値

32年のサーフィン歴は伊達じゃない。


さて、そんな色々な能力が問われるサーフィンに一日チャレンジをし自宅に帰ってきた素人はというと、文字通り満身創痍だ。

既に当日夜の時点で予兆は有ったが、翌日目覚めた時にはバキバキに肩や背筋や首の裏の筋肉は筋肉痛で痛み、手首はいつ捻ったのか分からないがシャワーを浴びるのも一苦労するほどに痛い。

そしてクラゲに刺された手首も腫れ上がっている。

まだまだご指導いただく必要が有りそうだ。

PS(追伸)   
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