雨の日貯金(❓)と英語の勉強

1977年6月、"Save It For A Rainy Day"という曲がアメリカでスマッシュヒットしました。 当時高校生だった私は、面白い表現だなぁ、と思って調べてみると、”いざという時に備えなさい”、という意味でした。
あの陽気で浪費癖のある貯蓄率の低いアメリカ人が、いや、だからこそか、こういう風に戒めるんだなぁ。
”You'd better save it for a rainy day!"

さてさて中高生の頃に、英語や数学など勉強したって何の役に立つのか、なんて文句をたれていた人も少なからずいると思います。 私もそうでした。
でも、いつか役に立つ日が必ず来る。 
”Save it for a rainy day!"

私はこのブログで詰め込み型の英語には否定的で、できるだけ自然に自分の中に言葉を取り込むことを推奨してきました。
が、けっして英語の学習を全面否定していたわけではなく、こつこつ勉強してきたことは、きっと役立つ日が来ると思っています。

英語の学習、特に受験英語において最も重要なひとつが『長文読解』です。
限られた試験時間に長文読解をこなすには、『速読』の訓練が必要です。
大人になってからも、ビジネスその他で英語を使う必要に迫られたならば、まず『速読』から再開するのは早道になりますよ。
ある程度慣れてきたら、次は『音読』することです。
声に出すと、はじめはつっかえながらでしょうが、繰り返し続けていくうちに少しずつ早く『音読』できるようになり、『速音読』がマスターできればもうこっちのもんです。

後は場数をこなせば大丈夫です。
それこそ、自然に英語が自分の中に入っていくことでしょう。
そうしたら、あなたは思うでしょう。
『雨の日に備えていて良かったな』、と。

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