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起業家が市場を独占する重要性が分かる資料
上記の動画を、ご覧いただくと、市場独占が起業家に重要と分かります。
市場を独占すれば、簡単に価格を上げ、利益の額を上げられます。
起業家のピーターティールも、以下の記事や、
以下のゼロトゥワンの著作で、ニッチな市場の独占の必要性を説いています。
独占に値するニッチな市場の5条件
よく、『起業家はニッチ市場を攻めろ』と言われます。
そもそもニッチ市場の定義はなんでしょうか。
以下の『成功しなきゃ、おかしい』という本から、適切なニッチ市場の条件5つをご紹介します。
①よくある頭痛 を示せる市場か?
売り物が、カスタムアプリケーション開発、アナリティクス、モバイル支援アプリ、あるいは営業研修だとしよう。
こうしたものは問題ではなく、ソリューションだ。
それで解決する主な「頭痛の種」は何か。
新プロダクト発表に間に合わない、
予測が不正確、顧客維持率が低い、
リードジェネレーションで苦戦、
デモから提案へのコンバージョン率が低い、
といったことが「頭痛の種」なのだ。
しかも、よくある頭痛の種じゃないとダメだ。
具体的な問題解決に特化すべきだけど、絞り込みすぎると、同じような問題を抱えている顧客を見つけられないかもしれない。
頭痛の種とは、つまりペインのことです。ペインの詳細は以下のnoteです。
②はっきりした成果 を示せる市場か?
具体的あるいは詳細な成果を示せるのはどんな分野か。
「それで何が得られるんですか?」と問われたら、どう答えられるのか。
「心の安らぎや、夜ぐっすり眠れること」が答えだとして、それを具体的にどう表現するのか。
「リードを217%アップ」「月次決算を12時間で」のほうがずっと具体的な提案になる。
具体的な数字を出すのが難しければ、ほかの導入例や利用者の声を紹介したり、視覚的に見せたりするのも手。
③信じられるソリューション を示せる市場か?
「売上アップ、コスト削減、云々」とアピールするのはだれにだってできる。
相手は同じことを毎日聞かされているのだ。あなたの会社が言っている内容を「信じる」必要がどこにあるのか。
これには2つの面がある。こちらがきちんと実行できること、ちゃんと機能するし、使いこなす能力もキャパシティーも相手にあること、を信じてもらわなければならない。
顧客の同業他社での導入事例があれば説得力があり、なるほど、と思ってもらえる。企業からも担当者からも感じられる誠実さ、専門知識、自信、率直さ、信頼性、といったすべてが役立つ。
③信じられるソリューションを得る、1番の近道は以下のnoteのようなMVPを作り、顧客から実際に少しでもお金の支払いを受けることです。
④特定可能なターゲット を示せる市場か?
これから接触する予定の、見込客、パートナー企業、マーケティングオプションをリスト化できないようでは、そう簡単に相手を獲得できるはずがない!
「少なくとも四半期に1度はひどいウツになる、テック企業のCEO」
「自社ウェブサイトを管理しているソフトウエアを変更する必要のある企業」
をリスト化するとしたら、どんなふうにするだろうか。
上記の④を私が補足します。
特定可能なターゲットとは、固有名詞が出せるターゲットのことです。
「OO株式会社の人事部長の佐藤さん」と、ピンポイントの固有名詞と言えるかどうかです。
「流通業界の人事部長」は、特定可能なターゲットとは言えません。
⑤ユニークな特性 を示せる市場か?
見つける/見つけてもらう、契約してもらう、どこにでもあるようなものにはならない、そのためには、ほかとは違う、つまり独自の存在でなければならない。
(中略)
あなたの会社が突出している点は何か。特別な強みは何か。なにも思いつかなければ、創業者や社員の話はどうだろう。
「自分が苦労したので、ほかの人が同じような苦労をせ済むよう、役に立ちたかったのです。それで、こうこうこういうことをしたわけです」といった個人的な体験そのものが非常に説得力を持つ場合がある。
⑤のユニークな特性とは、つまり差別化のことです。この差別化を発揮できる市場かどうかが、あなたにとっての、適切なニッチ市場です。
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