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[解説]起業家が、簡単に自分の事業を説明する枠組み:バリュープロポジション

バリュープロポジションとは

起業家はバリュープロポジションで投資家など他人へ説明が楽になります。

起業家は以下の(1)~(6)を埋めましょう。

「 (1) 」で問題を抱えている
「(2) 」向けの、
「(3) 」の製品であり、
「(4) 」することができる。
そして、「 (5) 」とは違って、
この製品には、「 (6) 」が備わっている。

(1) 現在使われている「代替手段」
(2) ターゲット・カスタマーセグメント
(3) この製品のカテゴリー
(4) この製品が解決できること
(5) 競合製品
(6) 主な機能

出典:PMFへの第一歩: バリュープロポジション

 ターゲット市場

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バリュープロポジション作成のスタートは、ターゲット市場の決定です。

重要なのは集中です。

「ターゲット市場は狭いけど大丈夫かな」と思うくらいが良いです。

私は、基本的に起業家の最初のターゲットは、自分であるべきと考えます。

以下に具体例です。

起業家は、以下のプロダクトを産み、自分を最初の客(ターゲット市場)にすること、おすすめです。

条件1.
創業者自身が欲しているもの。

条件2.
創業者自身が作れるもの。

条件3.
ほとんどの人たちがその価値に気づいていないもの。

日本語訳のポール・グレアムのブログはこちら

思い込み他人のためにプロダクトを作ると、誰にも使われないリスクがあります。つまり、ターゲット市場のミスです。

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少なくとも、起業家が起業家自身が困ってる問題を解決するためにプロダクトを作ると、

自分は使います。

そして、通常、自分のように困ってる他人は存在します。

客の痛み

お客は「これがなくちゃ困る」くらいの、痛みを取るようなプロダクトしか買いません。

詳細↓

「痛みをとるプロダクト」とは、

今の市場にある既存製品より、10倍以上、良いものを起業界隈では指します。

詳細↓

競合

上述した客に提供する価値は、相対的なものです。

相対的とは、客の痛みは競合のプロダクトの改善で、一気に無くなることを意味します。

なので、競合製品、現在の代替手段は甘く見ない。

バリュープロポジションの例

エクセルや弊社のSaaSのバリュープロポジションは以下です。

最後に

私の今回のnoteは以下原さんの長いnoteを短くまとめたものです。

まずは、私の今回のnoteでご自身のバリュープロポジションを作りましょう。

その後、必要であれば詳細は以下のnoteをご覧ください。




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