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起業家のプロダクトは、見込み客の50%にも知られてない

私は、宿業界のサイトコントローラーという分野で起業しました。

私はこの業界で、Twitterのフォロワー数の視点から、業界の第一人者と自負しています。

つまり、この業界で最も知られた存在の一人です。

しかし、おそらく、

「いまだに私のことを知らない見込み客は50%は存在する」

のだろう、というnoteを今回書きます。

自分の見込み客(ターゲット顧客)の50%の認知しか獲得できてない

以下、「西口 一希. たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」という本の抜粋を掲載します。

「プロダクトアイデア」の認知形成の観点で見ると、世の中の商品やサービスのほとんどが、そのターゲット顧客全体で50%の認知も獲得できていないと思われます。

筆者が関わってきたブランドで、ターゲット顧客全体の認知率が50%を超えていたのは、3割程度でした。

ほとんどの商品はターゲット顧客の半分に存在すら知られておらず、実質的に新商品であると言えます。

逆に、自社商品を認知していない顧客層に対して、追随競合が先に認知を獲得したら、競合に一気に流れるというリスクがあります。

自社商品を模倣した競合商品が登場すると、それを単なる模倣で「新しくない」から脅威ではない、と軽視しがちです。

しかし、未認知顧客層にとっては、その競合商品は「新商品」として受け入れられるのです。

顧客起点でマーケティングを組み立てるべき理由がここにもあります。

西口 一希. たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング(MarkeZine BOOKS) (Japanese Edition) (Kindle Locations 554-561). Kindle Edition.

認知率50%を図で表すと以下の状態です。

未認知顧客が、50%です。

その他の合計が、50%です。

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画像出典先:「西口 一希. たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」

あなたは、この未認知の50%を競合より前に獲得する必要があります。

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