起業家がまず目指す姿は日経の後藤さんの好循環の姿勢
一つのツイートが、先日私に流れてきました。
冒頭のツイートからは、ツイート主から後藤さんへの信頼が見て取れます。
後藤さんは、noteのサブスクを始めてご自身の収入が安定してから、ご自身の発信するコンテンツの誇張をしなくて良くなったようですね。
後藤さんは、
コンテンツを良化
→収入の増加
→コンテンツの良化…
という良循環に入ったようです。
後藤さんは元日経の記者で、現在は経済ジャーナリストとして独立された方です。以下のように、主にnoteやYoutubeで発信されています。
貧すれば鈍する
起業家は、以下の悪循環を防ぐ必要があります。
起業家自身の収入が不安定
→起業家は、お金のために無理やり自分のプロダクトを顧客に売る
→顧客は、無理やり売られたプロダクトにムカつく
→SNSなどで悪いクチコミを書く
→さらに起業家自身の収入が安定しなくなる
→つまり、貧すれば鈍する
これを防ぐには、モートが必要です。
モートは「城の堀」の意味で、外敵から身を守るための防御(差別化要因)です。詳細は以下のnoteに書いています。
起業家が、自分の生活に十分な最低限のモートを備えたビジネスを構築していれば、貧すれば鈍するの悪循環に入り込みません。
起業家は、貧すれば鈍する悪循環に陥ることを避けるため、起業の時点からモートを意識して起業が必須です。
弊社の事例:スイッチングコスト
弊社のBeds24は、宿の業務効率化を実現する、宿の業務に深く食い込むSaaSアプリです。
Beds24の一番大きなモートは、大きいスイッチングコストです。
宿がBeds24の他の競合製品へ使うアプリを変更しようとすると、大きなスイッチングコストが発生します。
スイッチングコストの具体例は、宿のスタッフの再教育、宿の業務手順の変更などです。
故に、このスイッチングコストがモートとなり、Beds24のビジネスは安定しています。
すると、弊社は、余裕があるので、特定の要望を持つ宿には、
「あなたの宿は、弊社のBeds24は使うより、Beds24の競合製品である楽天の子会社の製品を使った方がいいです」
と、見込み客である宿の担当者に、正直に話します。
すると、見込み客は、弊社のことを信頼してくれます。
そして、弊社の製品を友人などに紹介してくれたり、SNSで、「Beds24の営業は信頼できる」と書き込みをしてもらえます。
結論
起業家は、貧すれば鈍するを避けるため、モートの構築が可能なビジネスモデルで起業しましょう。