見出し画像

カテゴリーの法則

私は田端大学というオンラインサロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。

(このnoteは、マーケティングの名著である「売れるもマーケ当たるもマーケのカテゴリーの法則の章」を私が日本の読者向けに加筆修正と要約した内容です。)

結論、あるカテゴリーで一番手になれない場合は、一番手になれる新カテゴリーを作りましょう。これも重要なマーケティングの法則です。

あなたは、日本で一番シェアを持つコンビニチェーンはどこかご存知でしょうか。

セブンイレブンです。

画像1

では北海道で1番のコンビニの会社はどこかご存知でしょうか。

「セイコーマート」というコンビニチェーンです。北海道民でないと聞きなれないでしょう。

画像2

今回はカテゴリーの話をします。戦う市場を限定する話です。

あなたの起業のアイディアが既存の市場で最初の一番手を逃してるプロダクトでも新しい市場を作り出してそこで「一番です!」と言ったら良いんです。

この法則は実行するとなると難しいです。成功する起業のアイデアを見るとそのカテゴリに人間はどんどんそれをマネしてその市場に入りたくなります。

2015年頃でいえば、ブロックチェーンや民泊の関係の業界です。

2020年の今でいえば、SaaSか、AIのアプリ市場でしょうか。

これらの市場は、大体、「一番手の法則(私の詳細記事はこちら)」を実践する最初の会社が有ります。後追いする起業は、二番煎じのアイディアとみなされます。二番煎じのレッテルを貼られた起業アイディアでは成功は難しい。

ただ、道は有ります。あなた自身がカテゴリーを作って新しいカテゴリで一番手になればいい。

ここで、ブランドの話すると顧客たちは急に保守的になりますので、注意が必要です。

例えば私の父のいつも飲むビールはアサヒスーパードライです。

仮に他のブランドのビールを彼に買ってあげても「いらない」と言います。

しかし、

「長野県限定のビールコンテストで1位のビールを飲むか?」って言うと「じゃあ飲んでみる」となります。

つまり、私は父の中に「長野県のランキング」というカテゴリーを作り、そこで1位のビールとして、ある地ビールを彼に売り込みました。

ブランド(アサヒスーパードライか、それ以外か?)の話をせず、新しいカテゴリー(長野県の地ビール)の話をし、その新カテゴリーで勝負すれば競合がいないので儲かりやすいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?