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挫折は財産

冨山和彦さん(wiki)の以下の本を読みました。

彼は、wikiに書いてある通りのスーパービジネスパーソンです。

この本の結論

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リーダーは、挫折しながら難しい価値のある問題を解決せよ。

必要な失敗を避けるリーダーは、だめ。

なぜなら、そういうリーダーは難しい問題に直面すると、問題解決を先送りしたり、問題解決を避けるから。

大企業の役員たちは、挑戦を避けて失敗を避け、なるべく多くの人に気に入られることに長けて出世した人ばかり。

なので、このような役員たちが赤字に陥った自社を再生できるわけがない

私の挫折

私は、タナベ経営に新卒で2007年に入社しました。

営業を担当しました。

最初の2年、私は全く成果を出せず、ボロ雑巾のような扱いを受けました

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私にとって、この2年は挫折の日々でした。

しかし、3年目の2009年頃、急に営業のコツが分かりました。

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そして、私の営業成績が急上昇しました。

全国に80人いた営業の中で、急に2位になりました。

この時の挫折を乗り越えた経験は、その後も私の起業の局面で役立ちました。

私は起業して、4年以上、赤字だった会社を2018年に黒字化しました。

起業は、挫折の連続です。

私が起業の挫折を乗り越えられたのは、挫折を乗り越えた新卒の最初の3年間の経験があったからと思います。

最後に:松下幸之助の言葉

最後に、パナソニック創業者の松下幸之助の言葉を置いておきます。

昭和53年2月。

「きみ、38歳か。いちばんええときやな。

忙しいかもしれんが、いろんな苦労をせんといかんね

ただ何がなしに育つというんでは、本当に厳しいときに、よう生きていけんよ。

昔から、若い時の苦労は、買ってでもせよ、と言われておるけど、ほんまや。

若いときに苦労しとかんと、人間としての実力もできんし、人間的にも魅力がでんわ。

それに、苦労して、苦労して、それを乗り越えて来た者は、どんなことがあってもくじけんし、たいてい成功するな。

苦労というと、困ったな、かなわんなと思うわな。

けど、そういうことを考えると、苦労を喜んで迎える、困難を喜んで受け入れる

 近頃は、血のにじむような苦労をするということを、あまりせんわな。

けどほんとうは、この血のにじむような苦労をせんと。

そういういちばん苦労せんといかんという、その時期は、やはり、30代やな。

いちばん伸びるときは30代や」

松下は、「そうや、きみ、いちばん、頑張るときやで」笑顔で、付け加えた。

出典記事:幸之助は、「人は30代に伸びる」と考えた


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