起業の成功させる1番の要因はタイミング
私は田端大学というオンラインサロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。
新規事業を成功させる1番の要因はタイミング。世の中の流れが来そうな場所を見極めてそこで勝負しましょう。
起業するのにタイミングが最も重要な理由は、起業アイディア自体などより世の中の流れの方がパワフルだからです。
ビル・グロスという、世界最強の投資家の1人が、タイミングの重要性について語っています。以下のTED動画、日本語の字幕付きです。
彼はこの20年で100以上の会社を起業し、多くの失敗と成功を経験しています。
彼の経験から、起業に最も影響がある要素は、以下の5つのどれかと彼は仮定しました。
1.
アイディア。つまり、どれくらい差別化されてるアイディアか。
2.
チーム。つまり、どれくらいチームに実行力があるのか。
3.
ビジネスモデル。つまり、どれくらいしっかりした収益構造のビジネスモデルを作れるか。
4.
資金調達。つまり、どれくらい資金調達できたか。
5.
タイミング。つまり、時代の流れにあってたかどうか。
これらの5つの要素を、ビジネスとして最も成功した起業グループ(A群)と最も失敗した起業グループ(B群)でそれぞれ5つの要素がどれくらい違ってるか分析しています。
その結果、
第一位:
タイミング(A群はB群より42%優れる)
第二位:
チーム(A群はB群より32%優れる)
第三位:
アイディア(A群はB群より28%優れる)
第四位:
ビジネスモデル(A群はB群より24%優れる)
第五位:
資金調達(A群はB群より14%優れる)
でした。
タイミングが重要だった具体例として、彼は1つ面白い例をあげてます。
彼はZ.comという会社をすごいお金をかけて1998年に作りました。Z.comは要するにYoutubeみたいな事業をしようとしました。しかしその当時、ネット回線が遅すぎて動画の配信ができず、2003年にZ.comは倒産しました。
2005年にYoutubeが生まれた時、ちょうど光回線がアメリカの家庭に50%ほど普及し、成功しました。Youtubeは、開始したタイミングが最高だった良い例です。Youtubeは、元々どう儲けるかというビジネスモデルは用意されずに創業されています。
もちろん、タイミング以外も重要ですが、起業のアイディアを考える際、「なぜ今のタイミングでこの起業をするのか」は、必ず自問が必要です。
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