起業家は機能の追加に逃げるな
私は、こちらのnoteで以下のMVP*の図を紹介しました。
*MVP=Minimum Viable Productの略、日本語で「実用に耐える最小限の製品」のこと。
出典note
そして、私は2021/10/24に以下の図をツイッターで見かけました。
上記の図の下のMVP[Not like this ... (either)]は、秀逸です。
顧客は多機能すぎるプロダクトに不満げです。
起業家は機能の追加に逃げがち
顧客が欲しがらない、多機能なプロダクトが生まれる理由があります。
起業家は、機能の追加の仕事で前に進んだ感を得られるからです。
起業家は、楽しい機能の追加の仕事に逃げます。
これは罠です。
起業家は顧客に言われるままに、機能を追加してはダメです。
起業家がプロダクトに機能やサービスを追加すれば、バグや失敗は増えます。
顧客が製品を使うために、学習する必要があります。顧客に負担や混乱を強いることになります。
際限なく、戦略なく、ひたすら手当たり次第に機能を増やすと、アプリがジャングルのようになります。
Less is more(少ないことはいいこと。詳細はこちら)です。
起業家は、機能の追加は最低限にします。
そして、シンプルに顧客の要望に応じます。
時には、
特定の顧客の要望は聞かない。無視する。
というのも、起業家の最適解の場合があります。
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