31人の起業家からの、初回起業家へのアドバイス-その3-
私が尊敬する馬田さんの、
「31人の起業家からの、初回起業家へのアドバイス」
という記事を以下に要約+私の意見を加筆します。
複数創業者がいる場合の職務範囲は決めておく
共同創業者を受け入れる計画があるなら、一緒に会社を設立する前に、決定方法について取り決めをしておく必要があります。
肩書きと曖昧な「役割/責任」では不十分です。
決定を詳細に議論するための筋書きを提示し、適切な職務範囲を設定し、厳しい質問をし、私情を挟まないようにしましょう。
-Garros Li
創業前に、共同創業者と職務範囲を決定するのは確かに重要です。
しかし、創業後に多くの予期してなかった仕事が出てきます。
その予期してなかった仕事が出たときに、創業者同士がお互いに押し付け合うのは、虚しい。
私は、創業者間の職務範囲設定は、ある程度曖昧でokと思います。
「もし、職務範囲外のことが出てきたら、お互いにサポートし合って問題を解決する」の文言は入れた創業者間契約書は作った方がいいでしょう。
創業者間契約書についての詳細は、以下のnoteの「創業者間契約を締結する」の章をご覧ください。
地道な改善は尊い
私は毎日出社して、1%の改善ができることは何だろうかと考えます。
-Kwindla Hultman Kramer
1%の改善を1年間(365日)毎日続けると、その効果は37.8倍です。
計算式は以下です。
当たり前ですが、毎日少しずつ改善をすると、以下のようになります。
今日のパフォーマンスを、「1」とします。
↓ 1%改善(1*1.01)
明日(1日後)のパフォーマンス「1.01」
↓ 1%改善(1.01*1.01)
明後日(2日後)のパフォーマンス「1.0201(=1.01*1.01)」
↓ ずっと1%改善
1年後(365日後)=37.78
です。小さな改善は、大きな成果を産みます。
起業家が毎日少しずつ改善をするのは「ボトルネックを潰す」と言う事です。
具体例は、以下のnote「PMFを達成するための計測する数値はこれ」の「AARRRのKPIの改善の先にPMFがある」の章をご覧ください。
通常の起業家は、日常業務でAARRRの指標で1%以下の効果の改善を地道に繰り返します。
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