思いついた起業アイディアが良いか悪いか検証する3つの質問
私は田端大学というオンラインサロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。
質問1:今すぐこのアイディアの製品を欲しがるのは誰だろう? byポールグレアム
質問2:誰も聞いたことのない2人だけの起業家が作ったほぼ試作品でさえ使うほどに、これを欲しているのは誰だろう? もし答えられないのなら、それはおそらく悪いアイディアだ。 by ポールグレアム
質問3:この起業アイディアの専門家となり、毎日記事を書いて1年(=365日)で365記事を書き、その分野の第一人者の専門家になれそうか。by 筆者が考案
(参考):日本語訳のポールグレアムのブログはこちら。
4年前、当社は自社で運営する宿のドタキャンを防ぐため、自分たちのためにアプリを開発しました。
当社のアプリの最初の顧客は当社でした。私は当時、宿のドタキャンに本当にとても困っていたので、実際にドタキャンが防げるようになった4年前のことを鮮明に覚えています。
そして私は、
「こんなに鮮やかに自分の民泊のドタキャンを防げるなら、他の宿もこのアプリを欲しているだろう」と思いました。この時点で質問1と2に回答できました。
そして、私がお世辞にもカッコいいとは言えないサイトを立ち上げ、コンテンツマーケティング(コンテンツマーケティングの詳細記事はこちら)をするだけでほぼ自動的に売れていきました。
当社は、日本で初めて宿のドタキャンを防ぐアプリを販売しだしたので、この分野で第一人者になれるチャンスが有りました。実際、私はドタキャン分野の記事を700以上書き、当社のアプリは当該分野で最も有名なアプリとなりました。
私は今までの経営の経験上、ブログを書いてその分野の第一人者となり、集客するコンテンツマーケティングこそ現代の起業家が学ぶべき唯一無二の錬金術と確信しています。
最大のメリットは低コストです。記事を書くのは起業家の人件費しかかかりません。
最後に、コンテンツマーケティングは、起業家が自分で書きましょう。起業家の部下が書く記事は、無難すぎて誰にも読まれない記事になります。
起業家は、少し尖った記事を書いて潜在顧客から非難されても、「売上が下がる」などの形で自分で責任を取れます。
しかし、雇用した部下はそのような非難と責任を嫌がるので記事が無味乾燥になります。
「この起業アイディアでオウンドメディアへ記事を自分で書き続けられるのか?」を自問自答して起業のアイディアを練ってください。
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