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[提案] 客の「時間」を増やすサービスで起業しよう

私は、起業家に「客の時間を増やすビジネス」で起業することを勧めたい。

客の時間を奪うサービスの競争は激しい

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時間を奪うサービスの例として、動画配信大手のNetflixがあります。

Netflixは、2018年第4期の決算発表で、以下のように発表しています。

We compete with (and lose to) Fortnite more than HBO.
= われわれが戦っているのは、HBO(衛星/ケーブルテレビの会社)ではなく「Fortnite (ネットゲームのフォートナイト)」である(そして負けている)。

出典:Netflix Fourth Quarter Earnings "Letter to Shareholders" in 2018

つまりNetflixは旅行、音楽を聞くなど人の「可処分時間」を奪う全サービスが競合と認識しています。

旅行業界、Netflix、Youtube、テレビゲーム、飲み屋、おしゃれなカフェなどは、客の「可処分時間」を奪いあってます。

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つまり、客の時間を奪う業界は、大企業たちが殴り合ってる状態です。起業家が小資本で参入するにはリスクが高い。

時間を増やすサービスにチャンスあり

私は起業家に、客の時間を増やすサービスでの起業をおすすめしたい。

理由は、Netflixなどと戦わずに済み、大企業と競争になりにくいからです。

客の時間を増やすサービスの例として、当社の販売するアプリのBeds24があります。

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宿に関連する単純作業はBeds24で自動化が可能です。

単純作業の例は、部屋割り、予約者への予約確認メール送付、宿泊者からの集金...などです。

宿の社員が単純作業から解放されると、仕事の内容が変化します。

変化の例として、社員は客に観光案内など、人間だけができる「おもてなし」の時間を増やせます。

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また、宿の社員は無駄な残業が減って帰宅が早められます。そして、趣味や家族との時間を増やせます。

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時間を減らすのは、Beds24のようなアプリだけではありません。

クリーニング屋は、家庭で洗濯する時間を減らし、客の時間を増やします。アプリを使わない伝統的な産業でも「客の時間を増やすビジネス」は存在します。

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大企業と競争を避けるため、時間を増やすサービスで起業しましょう。

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