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一番手の法則

私は田端大学というオンラインサロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。

(このnoteは、マーケティングの名著である「売れるもマーケ当たるもマーケの一番手の法則の章」を私が日本の読者向けに加筆修正と要約した内容です。)

あなたに質問です。

Q1.このnoteのトップ画像は、世界最初の飛行機が初めて飛行した直後の歴史的写真です。開発したのは「ライト兄弟」ですが、世界で2番目に飛行機を開発したのは誰でしょう?

Q2.世界で一番高い山はエベレスト。では2番目に高い山は?

Q3.日本で一番高い山は富士山。では2番目は?

きっとあなたは、2番目は答えられないでしょう。

結論、起業家にとって一番手になることは、ベターであることに優ります。

なぜなら、他の競合より優ってることよりも、先頭を切る方が、マーケティングに重要であるからです。

私はこれは一番重要なマーケティングの法則と思います。これに反することは起業家に絶対に薦めません。

他の例で言えば、「ググる」とは、「グーグルで調べ物をする」という意味です。英語でも、「Google it.」は、「ぐぐれよ」の意味で、グーグルは動詞になってます。

世界最高の検索エンジンであるグーグルは、その当時画期的な技術を最初に用いた検索エンジンです。それが世界最強のIT会社であるグーグルを生み出しました。この「ググる」という動詞ほど、グーグルにお金をもたらしてるマーケティングは無いでしょう。

このように、その分野に一番乗りするのは、マーケティング的に重要です。

ところで、当社のBeds24は、世の中で「Beds24は宿のドタキャンを日本で初めて自動で防いだアプリ」として宿業界で認知されています。

当社が3人で開発したBeds24は2017年に誕生し、現在では約2000施設が使うアプリへと成長しました。

販売当初のBeds24にはバグも多かったです。しかし、それでも宿の担当者達はBeds24を使い続けてくれました。

なぜなら、Beds24以外に宿のドタキャンを防げるアプリがその当時は存在せず、Beds24以外の選択肢が無かったためです。

このドタキャンを防ぐという分野に一番乗りした事実は当社のマーケティングに相当効果があったと私は考えています。

さて、あなたが起業しようとしているアイディアはどこかの会社に二番煎じではないでしょうか。

私ならどこかの会社の二番煎じのアイディアでは起業しません。このマーケティングの一番手の法則に反するからです。

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