【随筆】好きなものを好きだと言える勇気が欲しい

何にビビっているのか自分でもわからなくなることがある。強いて言うなら世界にビビっているのだ。何だか心細くなって色々なことが手につかなくなって不安になって、寝れないんだけど、昼間には眠くなる。

世界にビビっているのは自分だけだろうかと考える。他の人はどうこの不安を乗り越えているのだろうと、そう思うことがよくある。

これは何なのかわからない。けれどこの世界に対するビビリ、つまり自分自身に対する心細さというのは、自信が無いということかもしれない。



「自信があれば」と思うことがある。好きなものを好きだと言えたかもしれない。

自信があれば、下手くそな自分の絵をそれでも好きだと言えたかも知れない。

自信があれば、下手くそな自分のサッカーをそれでも好きだと言えたかもしれない。

自信があれば、別に得意じゃない数学をそれでも好きだと言えたかもしれない。

自信があれば、好きな人に好きだと言えたかも。

でも本当は、自信と勇気と余裕が欲しいんだ。

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