【随筆】電脳


深層学習というのが、果たしてどこまで人の脳の再現が出来ているのか良く知らないが、とにもかくにもChatGPTとか本当にすごい。

何が凄いって、語彙力が桁違い。語彙力だけで言ったら偏差値60以上くらいはあるのではないか。少なくとも僕よりは多いと感じた。


ここ数年のAIブーム(第3次AIブーム)は、深層学習という技術によるものらしい。以前、オライリーのディープラーニングの入門書をパラパラと読んだが、「ニューラルネットワーク、スゲー」くらいの感想しか得られなかった。

とにもかくにも、ChatGPTなどの登場により、人や生き物の脳の機能の一部をAIで補うということがいよいよ現実味を帯びて来ていると感じる。どう接続するかが非常に難しそうであるが、とにかくそういった技術は出来なくもないのだろうと妄想してみる。
そうなってくると、義足や義手のように「義脳」みたいな、事故で脳を部分的に損傷した場合に特定の機能を電脳化してしまおうということができそうだ。
しかし、ChatGPTのような現状のAIエージェントはもはやそれそのものの人格があるようにも感じ取れてしまうことも事実。脳の一部を電脳化した場合、その人の意識はその人そのものであると言えるのだろうか。

意識とは何か。そういう話になってくる。


もう僕の理解できる世界じゃなくなってきている…

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