#GodzillaMinusOne
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第5回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
【祝】日本アカデミー賞8冠、そして米アカデミー賞視覚効果賞の受賞おめでとうございます!!
⑤脱走兵・敷島、父になるってよ 生物的な父でなくても「おまえのお父ちゃんだ」★ネタバレ注意★
映画《ゴジラ-1.0》のネタバレが含まれていますので、知りたくないという方はこの先、ご遠慮ください。そして、ぜひ映画鑑賞後にまた読みにいらしてください。
敷島は特攻隊の生き残りらしくない!?
特攻文学としての《ゴジラ-1.0》|第1回|井上義和・坂元希美
(構成:坂元希美)
①イントロダクション 特攻文学とは何か 2024年は日本が誇るキャラクター「ゴジラ」の生誕70周年です。昨年11月、シリーズ通算30作目となる《ゴジラ-1.0》が公開されました。山崎貴(1964年生)VFX・脚本・監督による太平洋戦争末期から敗戦直後の日本を舞台とした作品です。
日本では公開後、2週連続で映画ランキング1位を獲得、24年1月12日には世界興行収入が140億