推しの、みなもと。✿第11回|実咲
私の推しである行成、その彼が第12話で映ったのは、道長にかな文字の指南をするシーンでした。
当時は漢字が「男手(おとこで)」、かな文字が「女手(おんなで)」とされており、公文書は全て漢文で記されていました。
男性である道長は、かな文字の優美な筆が不得手だったのかもしれません。
第12話では、道長の結婚とまひろの初恋の終わりも描かれていました。
道長が結婚した相手は、左大臣源雅信の娘倫子。
性格の悪い相手なら憎むこともできたかもしれませんが、倫子はまひろがずっと親しくしている