耳鼻科の先生が、スプレー職人に見えてきた話。
今週、息子の鼻水がおさまっていたので、日課の耳鼻科通いは控えめ。
今日はほんの少し出遅れて、5番目に呼ばれた。
いつもは2、3番目なので「登園が遅くなるかな…」「私のフリータイム減るな…」とちょっとブルーな気分に。
けれども
5番目に呼ばれて、私を含めて6人の診察を10分で終わらせてる。
単純に計算して、1人あたり約1.66分。
…先生、めちゃくちゃ早い。
流れるように、
・鼓膜のチェック(これは息子のみ)
・鼻にスプレー
・鼻水を吸う
・説明が必要なら淡々と早口で説明
をして
「吸引していってくださいね、お大事にどうぞー」まで一気に。
今日は、先生の手の動きを見てて「無駄がない!!」と気づく。
お医者さんというより、鼻スプレー職人に見えてくる(すぐ動くためか、ずっと立ってる)。
使った器具もサッサッと、所定の箱へ入れ、次の人を呼ぶ前にカルテに書き込み、スタンバイ。
人見知り(←勝手に私が推測)に加えて、時間をできるだけ短くかつ無駄にしないために、患者の顔はほぼ見ないのだと、今日改めて納得。
夏に初めて行った時、顔を見ないことに衝撃を受けたけれど、この職人技をずっと見てるとなんだかすごい先生だなと思えてくる。
これがきっと先生の仕事のポリシーなんだろう(←勝手な想像です)。
多分無理だろうけど、
・なぜ耳鼻科の医師を志したのか
・どんな時やりがいを感じるのか
(そもそも「医師にやりがいなどない」と思ってそうな気もする…)
を、いつか聞いてしてみたいなぁ。
でも1.66分の間に、そんな質問を入れ込む技術と度胸がない…。
普段は気になったら初対面でも突然質問できるけれど、さすがにこの先生はハードルが高すぎる…。
お盆の中耳炎以来、鼻水出てる日は耳鼻科行ってから幼稚園へ向かうのが地味に億劫ではある。
でも、常連のおじさま・おばさまとのコミュニケーションやら、先生の観察やら、なんだかんだ面白いことが見つかるので、耳鼻科通いも悪くないな〜なんて。
また次回も、めんどうと思いつつ、新たな"何か"に期待しちゃう自分もいるのです。
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