インタビュアーの原点、なぜ突撃質問してしまうのか考えてみた
気になるとついつい、突撃して質問してしまう(もちろん迷惑にはなりたくないので、状況はよく観察した上で)。
これ、みんなそうだと思っていたのだけど、違うと気づいたのはつい数ヶ月前。
「そんなに質問浮かんでくるのって才能じゃない?」と友人が言ってくれて、ハッとした。
ちなみに、ついつい突撃質問した例を挙げると…
・娘と息子の通う体操教室の先生へ「なぜ体操教室始めたのか?」
・よく行くオーガニック中心のカフェで「なぜここにオーガニックのお店を開いたのか?」
・厚木なのに、私の地元水戸ナンバーの大型バスを見かけ、運転手さんに「なぜ、何の用事で厚木へ?」
・親子イベントで会ったママカメラマンさんに「なぜ、子どもが小さいうちからカメラマンに?」
…など。
そもそも、なんで私は質問したいのかというと、ふと頭に疑問が浮かんできて、その答えが無性に知りたくなるんです。
要は、謎解き感覚(ちなみにこれに気づいたのはつい先日)。
疑問はたいてい「なぜ?」。
理由が知りたい。
人への好奇心がとにかく旺盛。
なぜその職業にたどり着いたのか。
なぜこの場所で仕事をしているのか。
この場に来たのか。
なぜに対する答えこそ、人の根幹部分な気がして、その"謎"を解くことでよりその人を知ることができる。
知ったことでさらに仲良くなれる場合もあるし、その場限りで終わることもある。
でもその場で、知れた(≒わかった)→仲良くなれた♪というのが何よりも楽しい。
この性質がどこから来てるのか考えてみると、祖母、そしてミステリーの影響ではないかと思う。
まず祖母について。
子どもの頃、祖母と過ごす時間が一番長くて。
祖母はとにかくコミュニケーション上手で、顔も広く、立ち話も大好き。
5分先のスーパーへ買い物行って帰るのに3時間かかることもしょっちゅう。
私もよく一緒について行ったので、祖母のコミュニケーションの取り方と、ご近所さん同士何気ない会話が続く心地よさを浴びて育った。
そして、祖母も母も2時間サスペンスドラマ好きで。
子どもの頃はこわくて布団かぶりながらも、ドロドロの人間ドラマや、殺人のトリック、その殺人に至る悲しい背景のストーリーを毎週いくつも浴びてきた。
成長に連れて、シャーロック・ホームズにハマり、映像も小説も集中して楽しんだ時期もある。
まとめ:
気になると突撃質問する理由は、謎解きしたい、そして仲良くなりたい。その過程のコミュニケーションまるごと楽しみたいから。
正直、少し前までは「噂好きのおばちゃんみたいでイヤだな…」と自分のことを思っていた。
でも、この突撃質問グセがなかったら、インタビューもできないし、あの人もこの人も今ほど仲良くなっていなかったかもしれない。
そう思ったら、認めざるを得ない性質だと捉え直せた。
これからも迷惑かけない状況か判断しつつ(←ここは譲れない)、どんどん突撃質問するぞー!
▼こちらが実際、突撃した記録です(笑)。
*こちらは、ことばと広告さんにお題をいただいて書いてみました〜^ ^
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