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今すぐおじさんたちの会話に混じれそうな理由

ちょっとおしゃれ目なカフェで仕事をしてたら。

60から70くらいのおじさま3人が近くに座って、おしゃべりが始まりました。

声からしゃべってるのはほぼ1人で、他の2人は相槌のみっぽかったんですが、「私、このおじさんと気が合いそう」と思わず吹き出しそうに。

全部の会話は聞こえない(←敢えて大きな声だけ拾ってました)けれど、

・毒蝮三太夫さんがさぁ…
・吉田類っているだろ?酒場放浪記の…
・そういや、酒場放浪記の女版もあって…
・吉田類、昼間に百低山ってのに出てるよね…

全部わかるよ!

毒蝮三太夫さんは、子どもの頃、祖父が仕事する横で聴いてたTBSラジオ番組にレギュラーで出てて、口は悪いけど好きだったし。

吉田類さんは、母が酒場放浪記好きで、その頃実家住まいに戻っていたのでつられて見るようになったし。女性版も見たことある。

百低山もたまたま昼間にテレビつけたらやってて、NHKにまで進出とは吉田さん売れっ子だねぇと思ったし。

おじさんとうまくしゃべれる自信あるなぁと思いながら、私ちょっと世代感覚ズレてないか?と自分にツッコミ入れてました。

同世代でもちろん会話は楽しくできるんだけど、上の世代でも結構合わせられるのは、祖父母と住んでたからかも。

祖父母や母など身近な人がいいと言うものに興味を持って、触れてみたら面白いと感じて…という流れで、そこに触れてみての自分の感情を足しながら、〈自分なりの好き〉を作ってきたのかもしれない。

元々は意志があまりないと自覚していて、基本「なんでもいい」がスタートだから、相当いやと感じなければ吸収しやすい。

そういや、夫にある分野について「どうしたいとかないの?」と強く言われたことがあったな。

こだわりのない分野だと意見も意志もなくて、でも投げやりにどうでもいいとも違うんだけど、そこの微妙なニュアンスを理解してもらえずギクシャクした。

かたや、どんな音楽を流すか、どんな習い事を子どもにトライしてもらうか、どんな絵本を選ぶか、旅行でどこに泊まるかなど、自分のこだわりがある分野はめちゃくちゃ細かい。

ものすごく調べたり、なんなら資格取っちゃったり。
絵本はホントこだわってるから「その本、なんで買ってきたの?」と言っちゃった時もある。

私とは…

興味のある分野しか熱中しない。
あとは柳のように合わせることができる。

気の合う(かもしれない)見知らぬおじさんの会話を聞いていたら、おかげさまで自分の分析できちゃったよ!!
おじさんありがとうございます。

またカフェでおしゃべり、楽しんでくださいね(全然知らない人だから念を送るのみだけど(笑))。


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