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やる気が続かない ~客観的視点をもつ~

情熱大陸やプロフェッショナル仕事の流儀に出られる方のように、何かに一生懸命に取り組んでいる姿は素晴らしいし。すぐ感化されやる気に満ち溢れる反面すぐ通常の自分に戻る…。社畜になりたくないから、やる気を失わずに働くためにはどうすれば良いか考えてみた

やる気が失われる原因

社会構造?競争とかノルマにさらされる社会人は、大量に流れ込んでくる仕事に忙殺されるし、やりたくない仕事もやらなくてはいけない。このように組織の目指すところと,自分がやりたいことの乖離が生じてしまう。そういった社会的,組織的な要求が,逃れられない「構造」がやる気を奪っていく

マインド?入社当初は、自身の成長を実感しやすいが、数年もすると仕事に慣れ成長がピークに達しマンネリ化してくる。そして、自分の仕事の意味・意義を考えはじめるようになる。「この仕事って自分がやりたかったことなのかな」「この会社に骨を埋めるのかな」「なぜこの会社で働いているのか」「給料と仕事の拘束時間はこれでいいのか」など

マインドだけの問題ではなく、社会構造にも原因があるということだ。では、どうしたらこの環境でやる気を失わずに働けるのだろうか

客観的な視野をもつ

やる気は、自分で仕事をコントロールしている感があれば見失われない。そして、仕事をコントロールしている感は、客観的視点で自分を見ることができるかどうかだ。客観的視点がないと自分を過大評価しやすい。例えば、自分の知識やスキルが不足しているにも関わらず、とりあえず「やります!」と引き受けてしまったり、あれもこれもと仕事を広げ過ぎてしまうと、処理できずに仕事が溜まってきて、締切に追われ残業も増えていく。これが常態化してくると、目の前の仕事をこなすの一杯いっぱいになり、仕事にコントロールされてしまうからだ。そうなると、やる気が失われ、何のために働くのか分からなくなる

客観的な視野とは?
自分でない誰かや周りの視点でものごとを見ること。誰から見ても変わらない事実なら、周りの意見と自分の意見が一致すること

客観的な視野のメリット
♦自分の失敗を肯定でき、反省と改善を実践できる
♦自分に可能かどうか判断できる
♦自分の足りない能力を見極められる

客観的な視野をもつ方法

人に相談する
第三者から意見を聞くこと。適切な人や部署に相談、状況整理してもらうことで、判断の選択肢を広げられるから。(自分自身では気づきにくい点も他人から見ればすぐわかるということはしばしばある)

タスクを全て書き出す
一日のやることを書き出す。その日完了できたらキャパ内、出来なかったらキャパオーバー。これを数日繰り返すと、自分のスキルがみえてくる

日記をつける(事実と解釈分ける)
感情の動きや行動を書き出す。例えば「予定より在宅に時間がかかった」と書くと、なぜ時間がかかったのか、短縮するにはどうすれば良いかなど行動の改善につながりやすい。また、“事実と“解釈”に分けることで、メンタルの弱い私は早く立ち直れる。「仕事でミスをしたから、自分はダメな人間なんだ」と落ち込んだとき、「仕事でミスをした」が“事実”で、「自分はダメな人間」が“解釈”になる。解釈は、その人の捉え方でそうとは限らない。つまり、自分の勝手な思い込みだからだ。

最後に

このように客観的に自分を見れるようになると、適切なスキルアップができるようになり、また仕事も取捨選択できるようになるので処理できない仕事を抱え込まずに済む。そうやって、少しずつ上司の仕事を巻き取り、間違いなく確実に実行し信頼されるようになると、裁量権(目標設定・計画立案など)が増えてくる。裁量権が増える=自分で仕事をコントロールできる幅が広がり、やる気もどんどん増えていく

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