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【12/23(月)対談イベント】5Gでビジネスはどう変わるのか

2019年10月10日に、私、及川卓也の著書『ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略』が発売となりました。このnoteでは、出版の経緯や書籍づくりの裏話、発刊時に削った原稿の公開など、制作にまつわるさまざまな情報を発信していきます。

こんにちは、及川です。

Amazonのレビューで初めて星1つが付いて落ち込んでいますが、私は元気です。

さて、ついに師走となりました。深く考えずに設立した私の会社、Tably(テーブリーと呼びます。タブリーではないです)は会計年度が暦通りとなっているため、今月でいろいろと締めないとなりません。それでなくても月末はいろいろと大変なのに、今月末にはいったい何が起きるのかと考えると、今から恐怖で夜も眠れません。嘘です。

今回は、そんな年末に公開対談をさせていただくことになりましたので、お知らせです。

5Gでビジネスはどう変わるのか

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次世代通信規格「5G」は米国や韓国などではすでにサービスが開始され、日本でも来年、商用サービスの普及が控えています。通信事業者は5Gの持つ機能に期待し、各地のイベントで体感できる機会を設けるなど工夫を凝らしています。ユーザーとの接点を持つGAFAなどのプラットフォーマーのための通信を担わされるような関係となってしまっていた通信事業者は、5Gで地位向上を狙っているように思えます。しかし、それは本当に可能でしょうか。ITと呼ばず、通信を含めICTと呼ぶことの多い業界ですが、本当に通信が主役級の事業が成り立つのでしょうか。

今回の対談では、そんなことを話せるのではないかと、今からワクワクしています。

対談相手はクロサカタツヤさん

対談のお相手はクロサカタツヤさんです。実はクロサカさんとは旧知の仲です。クロサカさんが三菱総研にお勤めになっていたとき、私はマイクロソフトでWindowsの開発をしていました。私とクロサカさんは通信技術の標準化や普及、法整備などで当時会社を超えて作業を共にしていました。その代表例がIPv6です。

ついこの間、欧州地域のIPアドレスを管理するレジストリーであるRIPE NCCがIPv4アドレスの枯渇を発表しました。米国やアジアはすでに枯渇したことが発表されているので、これで実質新たなIPv4アドレスを入手することは不可能となりました。IPv6がその代替となり得るはずなのですが、残念ながらそうなっていないことは周知の事実です。個人的には悔しさも反省もあるのですが、クロサカさんはその当時の同志でした。

そんなクロサカさんと再会したのが、昨年のこと。ある企画のために1年に渡って、数ヶ月に一度のペースでお会いする機会を得たのです。テクノロジーオプティミスト的な立場でありながら、昨今の日本のITへの接し方に危機感を抱く私は、ともすれば高いテンションで議論を発散させがちだったのですが、クロサカさんは常に冷静に分析をされており、恐らくその対比は参加者の方も楽しく、そして参考になったのではないでしょうか。私もとても楽しく過ごさせていただきました。

そんなクロサカさんと、5Gという旬な話題を議論できるのは、本当に楽しみです。

年末の忙しい時期と重なり恐縮ですが、是非皆様にも足を運んでいただければと思います。

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