見出し画像

What was 'Visual Shock'?

こんにちは、softinhardです。

約2年間、自分、softinhardが、主宰した映像イベント"Visual Shock"について振り返ってみたいと思います。

京都・出町桝形商店街内にあるcafe & bar S.O.U. violet and claireにて、場所をおかりして、
2018年1月より2019年11月まで、2ヶ月に一度のペースで、計11回開催していました。

画像1

Visual Shockの概略 
Visual Shockとは、自分、softinhardがVimeoより厳選した短編映像作品を4つのプログラム(約20分)にリストアップし、スクリーンに上映していました。 

上映するプログラム作品は、当日まで公表せず、観客にはほぼ情報がない真っ白の状態でVisual Shockには参加してもらっていました。


**Visual Shockの作品選定方法/softinhardの心根に触れる作品たち**
自分(softinhard)が、普段よりVimeoで発掘した良質で、自分(softinhard)の心を揺さぶり、印象に残った短編映像をアーカイブし、イベントで上映していました。

短編映像作品の長さは、5分程度のものを中心に1分と短いものから10分を超えるものに至るまでで、ジャンルは多岐に渡りました。
ドキュメンタリー、実写ドラマ、アニメーション、CM、ビデオアートなどなど、日本のTVや映画、ましてYoutubeなどメジャーな媒体では触れることが少ない短編映像作品でした。

恐らくほとんどの上映会では、作品のストーリーや内容や作者の意図などを重視すると思われますが、softinhardが、作品選定する際にそれらは、殆ど意味を為しません。 

作品内の台詞などの言葉の意味を追うことはせず、言葉を意味として捉えず、作品を色付ける音(環境音やBGMと同義とし)のひとつと捉えました。

softinhardは、作品の表層/表面を最も重視します。言語が理解できなくても作者の意図を感じられなくても、表層/表面は、誰もが'みえるもの'であり、'きけるもの'です。 

絵画や彫刻などの視覚芸術作品をの色使いや構図/構成、ダンスやスケートなどの動き、ジャズやクラシックなどの(歌のない)音楽の音色やリズムなどの魅力をひとつでもVimeoの映像作品でsoftinhardが見入るものを選び抜いてきました。 

画像2

Visual Shockのプログラム作り
何度か作品をジャンル分けし上映した事もありますが、基本的な姿勢として、何か特定のジャンルや作家をまとめてプログラムを組む事を避けていました。

アーカイブの中から、特別に揺さぶられた作品を4本選びます。

その4本それぞれを軸にし、その作品(軸)の波紋に合わせて、他の作品を足していきます。それは、DJが、音源をつなげるように音楽的感覚により、その映像のフロー(流れや呼吸)をみききしプログラムを作成していました。

下記のリンクの記事は、実際にVisual Shockで上映したプログラムの一部です。https://note.com/softinhard/n/n3f04820c8374 https://note.com/softinhard/n/n35605cee4358

画像3

Visual Shockとsoftinhardの狙い

Visual Shockの狙いはいくつかありました。

短編映像作品の存在と普段触れることのない映像作品を観ることで、まだまだ色んな映像作品が世界にはある事の周知、表層/表面で映像作品を体験してもらう、表層/表面の認知などでした。総じて言えるのが、観客/参加者に
Visual Shockを体験/体感してもらうことでした。

それら(特に表面/表層)は、このイベントをやる以前より前からsoftinhardの中で必然的なテーマ/テーゼでありました。

それがどれだけ、このVisual Shockで実践できていたのかどうかの疑問は多分にあり、大きな課題をおうことになったと実感しております。

.....

長々と書いてきましたが、全てがまとまって書けているとは思いません。また今後改めて、早いうちに、違うアプローチでVisual Shockとはなんだったのかを回想できればと思います。

......

最後まで、読んで頂きありがとうございました。
少しでも良きと思って頂きましたら、
いいね、シェア、フォローよろしくお願いします。
softinhard








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?