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小6次男 面談&卒業準備


次男は極度の不安症。けれど気持ちを言葉にして伝えることが苦手。

直近のWISK検査ではPSI(処理速度指標)だけが「非常に低い~平均の下」
つまり視覚的な情報を正確に素早く処理していく能力のみが非常に低い。
凸凹の凹部分が上記です。
言いたいことがあってもうまく言葉で伝えられません。

小学校入学前の検査ではすべて平均との結果だったため、さほど特性は強くないのかと思っていたくらいでしたが、年齢を重ねると共に凸凹が浮き彫りになりました。

3学期に入り中学校への不安からか卒業への寂しさからか、不安定さが増していおり普通級へ行ける頻度が減っています。
毎朝、支援の担任の先生と相談しながら支援級と普通級の教室を行き来しているようです。

小学校生活最後の学習参観
先日行われた学習参観は学年全体で体育館で親子でレクリエーションをする
ということでした。
時間になり体育館に行ったら息子がいない。
支援クラスを除くといない。
別の先生が「今、〇〇先生と体育館に向かいました」と。
また体育館に戻ると、涙をポロポロと流しながら
先生と隅の方に立っていた。
私「辛い?帰る?」
息子「いや、大丈夫」
私「どうしたの?何かあったの?」
息子「いや、いや、なんか、なんかわからないけど…。」
白黒をつけたがり、理由を追求してしまうグレー受け入れ特訓中の私ですが、またやってしまった。

何かを人一倍言葉にして伝えられない息子。
そのことを担任の先生は理解があり私より息子の特性を理解しているので助かります。
練習では元気に参加していたそうですが、なんかダメになってしまったようです。
この日は息子のペースに合わせ軽く参加して帰りました。

息子の気持ちは少しわかるんです。私も保護者の集団というかあの圧が苦手です。何しに来てるんだ?ってくらい派手な格好してる人とか目立とうとしてる人とか子供そっちのけで集団で延々としゃべってる人とか。
逆に私のように一人の人もいる。
人間観察してると面白いのですが、なぜか、どっと疲れてしまうんです。なんか何もしてないのにパワー吸い取られる感じ。
息子も同じような感覚なのかなぁとか思っています。

卒業式
先生からは「練習はこれから始まるので、〇〇君の様子みて対応していきます。実は〇〇君だけではなく、大人数がいる空間が苦手な子で学校にほとんど登校できていない子がいるので、学校としての対応は

  • 席は目立つことなく席を外せる後方の端にする

  • 極度の緊張に至ってしまい壇上で卒業証書をもらうことが難しい場合には返事のみ行う

  • 式終了後に校長室にて証書を受け取る。

といった形を検討しています。
中学校入学式についても、このような配慮が必要だと伝えておりますので安心してください。」

連携がすばらしい…。頭が下がります。
小学校での資料は全て中学校にそのまま引き継がれるため、安心です。

子供達の多様性の認知
今の子供達は、多様性というのでしょうか、色々な子がいて当たり前。
という認識が自然と備わっているように感じます。
わが子のように教室を行き来していたり調子が悪いと泣き出したり不安定な子にも同じ空気感で当たり前のように自然に受け入れている。
変に気遣いをするわけでもなく、じろじろ見るわけでもなく、何か聞いてきたりするわけでもなく、
普通級に戻れば「あ!〇〇君おかえり~」なんて声をかけて、
普通級から抜け出せば「〇〇君!いってらっしゃい」
という調子で受け入れ見守ることが身についている。
良い言葉が見つかりませんが、特別視しない
注目するわけでもなく白い目でみるわけでもなくいつも通りの日常的感覚。
ある意味、大人たちより人間性が出来上がっているのではないかとすら思います。

私の小学生時代にはなかった感覚です。
どうしたらこういう感じになれるんだろうって思いました。

今日もお読みいただきありがとうございました。






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