風になりたい

毎日の日課となっている朝の娘との付添登校。
娘は集団が怖いことから、生徒達が学校へ入った後に少し遅れて登校しています。
そのため、教室へ送り届けた後には、すでに各クラスの朝の会がはじまっています。娘の教室は3Fのため私は3Fの教室までお決まりのハグをして送り届け、階段を下りていき交流級の教室を抜けて帰ります。

そこで６月に入り毎朝、唄われている歌がTHE BOOMの「風になりたい」
子供達が朝から元気に歌っている歌声を聞きながら毎朝自宅に戻るのですが、今日は突然涙が止まらなくなってしまいました。

理由もわからずとてつもなく涙が流れ出てきました。
良い天気で晴天の中いつもなら子供達の歌声を聞きながら気分よく帰宅しているのに今日は涙ソングになっていました。
明るいさわやかな曲で泣けたのはいつぶりだろう。

「風になりたい」はどんな苦境に立たされようとも愛するあなたと一緒ならば幸せになれるということを歌っている
と、どこかのサイトに記載されていました。
私の心情はただ、ただ風になってしまいたい。そのものでした。
でも歌詞の中にある
「生まれてきたことを幸せに感じるかっこ悪くたっていいあなたと風になりたい」もなぜか心に響いていました。

そこから帰宅してからも仕事をしながら涙が止まらない。
結局まともに動けず嗚咽するまで１時間も泣き続けていました。
どこかへ消えてしまいたい。もう人生終わりにしたい。
そう思ってしまいました。

こんなに嗚咽するまで泣いたのは何年ぶりだろう。
離婚してから６年。
ずっと張りつめてた糸が切れたようでした。
「ひとりで生きていくんだ。子供達を育てていくんだ。って
子供達としあわせになってやる。」
って決心して意気込んでいたのにな。
私の悪い癖です。
人に甘えられない。人間一人じゃ生きていけないのにね。

そこからふっと「死にたい」とネット検索してみたら
いのちの電話やらSOSやらがどばっと出てきて。
ここに電話したら何か変わるのか？って冷静に考えたりもして
ここに電話したら養育費入るのか？そんなわけない。

だから「死にたい時に聞く曲」と入れ直しず～っと聞いてました。
もう涙でないくらいまで泣いたら落ち着きました。

自分を変えないといけないとずっと思い方向を間違えていました。
変わらなきゃ変えなきゃ焦りすぎてスピとか自己啓発とか探求し続けて
身の丈に合わないコンサルや講座に大金使いのこったのは貧困生活でした。

私は承認欲求の塊だって気付いてしましました。
誰かに認められたい。すごいね。って言ってもらいたかったのだと思います。

きっと今の自分に必要なのはありのままの自分を受け入れ愛することなんだと気づきました。
自分で自分によく頑張ってるって言いながらまた泣きました（笑）
仕事を増やしたことが自分を追い詰める形になってしまったようです。

人間って突然プツンと糸が切れるんだなってびっくりしました。
音楽ってすごいパワーを持っているなって感じました。

今日の自分が怖くなりました。
でもめちゃくちゃ泣いて浄化された感じもします。
死んでる場合ではない。
やり残したことだらけなのだから！

「風になりたい」
よかったら聞いてみてください。

明日は気分よく子供達の「風になりたい」を聞けると思います。

今日もお読みいただきありがとうございました。