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初めてのお泊まりデート:その③ 離婚の影響

連休に合わせてFさんが5日間私の家に泊まりに来てくれた初のお泊まりデート。

今回も、その時にあったこと、感じたことの第3弾です。


■お金のお話

Fさんと私で価値観が違う部分は結構あるのですが、その中でもおそらく一番違うのが「お金」に関して(;^^A

「節約が趣味」と言い切るくらいのFさんと、「借金しない程度ならお金はある程度使うのが趣味」と言う感じの私(笑)…。

以前も書いた通り、Fさんとは現在のところ半年後くらいを目処に同棲か入籍を視野に入れたお付き合いをさせてもらっているので、今回そこまで真剣な検討段階ではもちろんないものの、じゃあいざ同棲なり入籍となった場合にお金をどう管理していこうか…と言う話が出たのですが…。

その中で、Fさんから「お小遣い制って言われたらどうする?(笑)」と言われたことに対して、「嫌だ」とか「それもいいな」とかではなく、なぜすごい不安を感じてしまったのが、前回書いた「Fさんと交際していく中で気づいた自分の中の漠然とした不安」に気づいたきっかけでした。


■不安の根底にあったもの

「お小遣い」と言う話が出た時に感じた「不安」は、もちろん「お小遣い制になったら私はやっていけるのだろうか…?」と言う不安ではなく(笑)、「パートナーに家計を託した場合、別れる際に自分の財産取り戻すのがすごいめんどくさいのでは?」と咄嗟に考えてしまって出てきた不安でした。

今回の「お小遣い制」の話はあくまで冗談の範疇の話で、私もFさんも現時点で本気で結婚した時のお金の管理をどうしようか決めているわけではもちろんなく、なんならFさん的には「お小遣い制なんて嫌だ〜!」とか私が笑いながら返してくるだろうなくらいのつもりで言い出したことでした。

それが、どうも私がかなり不安そうな顔をしてしまったらしく、「そんなにお小遣い制嫌だった…?」とちょっと心配した感じになってしまったことから、私も「そんなに嫌そうな顔をしてた?」と思ってなんでそんなに不安になってしまったんだろう…と自問してみたのですが…。


ここで出てきた回答が、「離婚の時の苦労をもうしたくないなぁ…」と、心の奥で私が考えているから…と言うことでした。


■結婚していた時のお金事情

私が結婚していたときは、元奥さんは個人事業主だったものの事業からの収入がほぼない状態だったため、実質私の給料のみで生活を賄っていました。

奥さんが専業主婦の家庭であれば別に普通のことだと思うので一度もそれに対して不満に思ったことはなかったのですが、それに加えて私たちの家の場合は元奥さんが個人事業主としての事業に必要なお金も私が出さないといけないような状況だったため(儲かっていなかったので)、私のお給料を全額元奥さんに渡して全て管理させる…と言うことが怖くてできなかったんですね(;^^A

必然的に結婚していた時は私が全ての家計を握っていたので、家の貯金も含め、私の口座で全てのお金の管理を行っていたのですが…。

結果として、そのおかげで離婚の際の財産の管理も私主導で行うことができ、引越しの費用等を一部こちらで負担したものの、最終的には今までの元奥さんへの事業への出費等もあったため、慰謝料などの形で離婚に際して元奥さんへ金銭的な授与は一切行いませんでした。(むしろ慰謝料もらいたいくらいだと今では思いますが…(笑))


そんなことがあったと言うこともあり、Fさんが、と言うことではなく、自分のお金を誰かに管理してもらうことに対して、うまくいかなかった時の不安が先に立ってしまったんですね…。


■そしてさらにその奥にあるもの

そして、「別れた時に不安」と言う感覚が先立ってしまったと言うことは、それはFさんとの関係に対して「また別れるのかも」と言う不安が自分の中にあることも、この時に気がつきました。

Fさんが気持ちを伝えてくれないとか色々前回は書きましたが(;^^A、この不安の根底にあるものは「また自分は大事な人と別れるのかも」と言う私の中にある自信のなさなので、そこに対してなんとか向き合っていかないと私はこの先「また大事な人を失うのかも」と言う不安と一生戦いながら過ごしていかないといけないことになってしまいます。

離婚は離婚。

大きな失敗であったことは間違いないとはいえ、それを糧に「二度と同じ過ちを繰り返さない」ために振り返るのはともかく。
前回の失敗を引きずるあまりに新しくできた大事な人を傷つけたり手放したりするような事は絶対にしたくないので…。

ここで気づけたことを幸いとして、ここからはもっと安心してFさんとの関係を進められるよう、不安に向き合って乗り越えていきたいと思います。

幸い、Fさんと過ごした5日間や、それ以降のFさんの態度や私に向けてくれた言葉が少しづつこの不安を消していってくれているのも感じるので…。

あとはそのFさんの気持ちにしっかり応えられるよう、私自身がしっかり殻を破って、不安に立ち向かっていかないと…!


■まとめ

と言うわけで、今回はFさんとの会話の中で気付かされた、離婚という経験がもたらした私の中に根強く残っていた不安に気がついた話でした。

先述の通り、Fさんとの生活の中で、Fさんの態度や言動でその不安が少しづつ亡くなっていっているのですが、それでもきっと、根源的には私が立ち向かい続けなければいけない不安なんだと思うので…。

この不安がFさんとの将来にとって邪魔するものにならないよう、しっかり私の中で向き合って、決着をつけていきたいと思います。


あと数回お泊まりの時の話を書こうと思ったのですが、なんとなく自分の中で書きたかったことは書いてしまったような気もするので(笑)、お泊まりの話は次回が最終回。

次回は「新説。Bさんにフラれた理由」を書こうと思うので、乞うご期待(笑)。


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