Sodickマシニングセンタ特設サイト【株式会社ソディック】

超高精度マシニングセンタの開発・製造・販売を行う工作機械メーカー「株式会社ソディック」…

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超高精度マシニングセンタの開発・製造・販売を行う工作機械メーカー「株式会社ソディック」の公式アカウントです。リニアモータ駆動マシニングセンタでどんな加工ができるのか、また、すぐに使える加工ノウハウをお伝えいたします。

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3軸リニアモータ駆動の腕試し~稜線に沿った3次元曲面加工~電極加工

★加工機 ソディック リニアモータ駆動マシニングセンタ UX450L  バックラッシの無い3軸リニアモータ駆動の特性を生かした 面に沿う3軸同時駆動の曲面加工 象限突起の無いないキレイな仕上がり面を加工できました ★材質 : 銅  50×50×50 mm 【加工条件】 主軸回転数 25,000 送り速度  150~2,000 mm/min 【加工工具】 3本 ボールエンドミル  R3 R2 ★材質 : 銅  25×25×20 mm 【加工条件】 主軸回転数 25,0

    • 暖機レス「熱変位補正機能」が主軸に備わっているマシニングセンタ~薄リブ加工~

      ★リブの幅    0.35mm  リブの厚み   0.03mm  リブの高さ     1 mm  リブ数     120枚  材質:銅タングステン 25×25×25 mm 【加工条件】 主軸回転数 10,000~40,000 送り速度   200~1,200 mm/min 【加工工具】2本 スクエアエンドミル Φ4 mm (荒) スクエアエンドミル Φ0.3 mm (仕上げ) マシニングセンタUX450Lは、主軸に熱変位補正機能を搭載しています。そのため、約20秒の暖

      • ソディック、切削加工機の歴史②2002年~リニア駆動マシニングセンタ MC430L

        ソディックは、放電加工機、金属3Dプリンタ、射出成形機や食品機械をつくっているメーカですが、マシニングセンタでも歴史があります。 「ソディック、切削加工機の歴史①」では、駆動軸にリニアモータ駆動を採用したところまでを紹介しました。 2002年以降のソディックマシニングセンタ 浅切込み高送りを前提とし、できるだけ工具にかかる負荷を抑えた高速ミーリングとリニアモータ駆動の長所を活かした機種を2002年以降ご提供しています リニアモータ駆動 高剛性・低重心マシン構造 自社

        • ソディック、切削加工機の歴史① 1986年~

          ソディックは、放電加工機、金属3Dプリンタ、射出成形機や食品機械をつくっているメーカですが、マシニングセンタでも歴史があります。 切削加工機のスタート 高精度でバリのない、高品位な面質の電極を作りたいというこだわりから、1986年に電極加工機を開発したのが、ソディックの切削加工機のスタートでした。 リニア駆動搭載のマシニングセンタ 幾度かのモデルチェンジを行い、世界初のリニアモータ駆動放電加工機を開発した後、1999年にマシニングセンタMC180Lを開発しました。 さら

        3軸リニアモータ駆動の腕試し~稜線に沿った3次元曲面加工~電極加工

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        • 直彫り加工
          4本
        • ソディックMCの加工性能
          1本
        • 金型加工
          1本
        • 銅電極の切削加工
          2本

        記事

          2023年の加工事例をまとめました

          2023年、ご紹介した加工事例をまとめました

          3軸リニアMCで鏡面加工 キラキラ±1μm仕上げ「角もの部品」

          ソディックの3軸リニアモータ駆動マシニングセンタUX450Lで加工したリフレクタ鏡面加工事例です。材質にSTAVAX(52HRC)、仕上げ工具にPCDボールエンドミルを使用し、面粗さをRa0.006μmまで仕上げました。 面は完璧なカガミのように仕上がり、三角形の辺はきれいな直線で、角がハッキリしています。 【加工条件】  主軸回転数(S) : 10、000~40、000  送り速度(F)  : 350~3、000mm/min 【加工工具】 4本使用しました  ボールエン

          3軸リニアMCで鏡面加工 キラキラ±1μm仕上げ「角もの部品」

          「単品加工と量産加工」省人化は、段取り工程集約からはじめよう

          1.量産加工と単品加工 自動車や一般機械部品などの部品を量産加工する際、NC工作機械が広く使用されています。この量産加工に至るまでには、いくつもの試作を繰返し行い、狙い通りの高精度部品を一定レベルで製作できる事を確認します。 このような試作の製作は、量産加工に対して単品加工といいます。 量産加工では、加工時間の短縮がとても重要になりますが、 単品加工では、加工の正確さがとても重要になります。 2.ソディックのマシニングセンタを設備した生産現場の特長 1)超高精度を

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          「見える化」をはじめよう        Sodickの稼働監視アプリケーション   LQ Message無償提供

          ソディックの工作機械は、稼働監視アプリケーション「LQ Message」が付属しています。お手持ちのパソコンをつかって、機械とネットワーク接続することで、稼働監視やアラート通知を利用できます。 このページでは、「LQ Message」をご紹介します。 1.LQ Messageとは 「LQ Message」は、ネットワーク接続した機械の稼働監視アプリケーションです。パソコンでソディック工作機械の稼働状況を確認できます。 また、設定したメールアドレスに、加工完了やアラートの通

          「見える化」をはじめよう        Sodickの稼働監視アプリケーション   LQ Message無償提供

          ソディックのショールーム

          ソディックでは、日本全国に営業所ショールームを設置し、実際に機械をご覧いただけます。また、ソディック機の使い方をレクチャするスクールを開催しておりますので、最寄りの営業所へお気軽に問い合わせください。 【横浜】 【静岡】 【北陸】 【仙台】 【福岡】 お問い合わせ、心よりお待ち申し上げております。

          UX450Lの加工性能をご紹介(真円度)

          マシニングセンタの加工性能を示す数値をご紹介します 加工性能を示す、主な項目は 最良面粗さ、ピッチ精度、形状精度、真円度です。 この記事では、真円度の結果をご紹介いたします。 加工機 : リニアモータ駆動マシニングセンタUX450L 搭載主軸: E32FP 目標真円度:0.50μm未満 真円度の測定結果:0.45μm 主軸回転数   :36000回転 使用工具    :スクエアエンドミル Φ3mm 4枚刃 送り速度    :F 300mm/min 加工サイズ   :Φ

          おいくらですか?3軸リニア駆動のマシニングセンタ、2850万円

          価格改定のお知らせ「製造コストの高騰を吸収すべく企業努力を重ねてまいりましたが・・・・」、、最近よくみかけます、、弊社ソディックの機械製品群も価格改定しております ズバリ ソディックのマシニングセンタの標準価格 UX450L : 2,850万円~ ※E25G 4万回転主軸搭載 E25IK 6万回転主軸搭載 の場合 3,000万円~ ※詳しくは、お問い合わせください。 超軽量ヘッド、高剛性門型構造、超精密ガイドにより リニアモータ駆動方式の優位性を最大限発揮 高速化

          おいくらですか?3軸リニア駆動のマシニングセンタ、2850万円

          加工分野は?貢献している産業とは

          ソディックのマシニングセンタは、切粉がバリバリと出るような重切削加工はできません。1mmの1000分の1=マイクロメートル単位で表面をうすーく、工具の先端が加工物をなぞるような加工で、小さく精密な形状を作るのが得意です。 2000年代以降にどのような産業分野で活躍してきたのでしょうか。 【代表的な産業】  モビリティ産業(車)   ヘッドライトランプの金型   LEDヘッドライドレンズの金型   精密コネクタ金型   リフレクタ金型   このように、光学系の部品を量産する

          微細穴加工事例 900穴 穴格子

          特長:指令に対して正確に動けるリニアモータ駆動 特長:微細穴加工マクロ(固定サイクルマクロ) 実現させたのは リニアモータ駆動マシニングセンタUX450L 【マシナブルセラミックスの穴あけ】 微細穴数 : 900穴 穴格子 ピッチ間隔: 0.15 mm 深さ   : 0.3 mm 穴サイズ : Φ0.03 mm 加工材質 : ホトベール サイズ  : 20×20×2.8 mm 【加工条件】ミスト 回転数  20,000 送り速度 6 mm/min 【加工工具】 ATO

          「こんなカッター見たことない」刃先が20μm全幅”均一”すごすぎる”均一っぷり”

          材質は、耐食性と耐摩耗性に優れるSTAVAX(スタバックス)というステンレス鋼です。熱処理ずみの52HRCクラスになると、加工自体が非常に困難な材料になります。 ソディックの切削加工機は、3軸リニアモータと主軸回転数が最高4万回転クラスのハイスピードマシニング加工が得意です。そのため、この材質STAVAXを使った光学レンズや医療機器部品などの超精密金型を作るために導入されるケースが見受けられます。 そして、 金型だけでなく、このような機械部品の加工機としても採用いただくケ

          「こんなカッター見たことない」刃先が20μm全幅”均一”すごすぎる”均一っぷり”

          超硬合金の直彫り加工が優位なケース

          超硬合金は、炭化タングステンとコバルトを混合して焼結したものが、一例としてあげられます。 この超硬合金を高精度でマシニング加工するには、刃先に超硬合金よりも硬い単結晶ダイヤモンドやPCDを付けた工具やダイヤモンドコーティングの工具を使います。しかし工具が高額というコスト的な問題もあり、”切削加工”はあきらめて、”放電加工”や”研削加工”が一般的です。 この切削サンプルをマシニングセンタで加工した理由は、形状に丸みを帯びている事です。 放電にしても、研削にしても、もともとの

          ヒートシンク電極の加工事例

          Heat sink (ヒートシンク)とは、放熱・廃熱を目的として機器に取り付けられる部品です。 伝熱特性の良いアルミニウム、鉄や銅などの素材を用いることが多く、採用部位としては、パソコンのCPUやGPUの冷却装置、家電製品やLEDなど身近な製品に使われています。 この加工事例は、素材に銅を使用したモデル形状です。 ヒートシンクを、安くたくさん作るための量産ツール、 ”金型”をつくるため電極です。 金型には、電極と逆形状の”溝”が彫れることになります。 彫る工程は、形彫り放