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加工分野は?貢献している産業とは

ソディックのマシニングセンタは、切粉がバリバリと出るような重切削加工はできません。1mmの1000分の1=マイクロメートル単位で表面をうすーく、工具の先端が加工物をなぞるような加工で、小さく精密な形状を作るのが得意です。

2000年代以降にどのような産業分野で活躍してきたのでしょうか。

【代表的な産業】
 モビリティ産業(車)
  ヘッドライトランプの金型
  LEDヘッドライドレンズの金型
  精密コネクタ金型
  リフレクタ金型
  このように、光学系の部品を量産する金型が多いです
  ほかにも
  燃料電池セパレータの金型などがあります
 電子デバイス産業(スマートフォン)
  スマートフォンの筐体金型
  レンズモールドベース
  イヤホンの筐体金型
  LEDパッケージ金型 
  やはり、光学系の部品を量産する金型が多いです

安く高品質な部品を作るための”金型”に用いられるケースが多いようです

高品質な金型を作るためには、多くの工程があります
その工程の中で、ソディックのハイスピードミーリング加工が実際に用いられているものの一つに、

高精度角物部品 光学レンズの角部をふくめ一発で機械仕上げる加工があります。

手磨きが困難な超精密レベルの角部を正確に機械加工で仕上げ

よーく自動車のLEDヘッドライトをご覧いただくと、このような段差になったリフレクタ形状を採用していることがわかります。これは、光のエネルギーを最小限に抑える、超高効率な光学的な計算が施されて、これを加工できる高レベルの性能・機能により成り立っているのです。

くるまのヘッドランプにある反射板のようなものが導光棒やリフレクタの場合がある

このような、精緻な形状を実現するには、プログラムの指令通りに機械が正確に動かなければなし得ません。
加速する、止まる、繰り返しても同じ位置に止まる
優れた位置決め精度が必須です。

これをなし得るのがソディックが長年にわたり培ってきたリニアモータ駆動のテクノロジーです。
ソディックのリニアモータ駆動マシニングセンタは、XYZの3軸にリニアモータを自社開発製造するとともにその動きを正確に制御するソディックモーションコントロールを確立しています。

一般的な「ボールねじ駆動」を採用した軸構成では、バックラッシュが発生するほか、局部的なボールねじの摩耗により長時間にわたる安定駆動を維持することがむずかしく、精度劣化を起こす場合があります。
また、ボールねじの交換は、1軸あたり約30万円程度のメンテナンス費がかかる場合があります。
ソディックのリニアモータ駆動マシニングセンタは、ボールねじを使用しないため、このようなメンテナンスはかかりません。

また、3次元形状を滑らかに、正確に指令通りにうごかすことができる事も
リニアモータによる3軸同時駆動によるものです。


このサイトでは、このような加工事例を、機械の特長を含めてご紹介いたします。ご興味ご関心ございましたら、株式会社ソディックまでお問い合わせください。


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