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老舗企業からの転職で「スピード感に圧倒された」と話す社員がSODAで得た確かな成長とは?

ソフトバンク・ビジョン・ファンドをはじめ国内外から資金調達を実施し、競合のスタートアップ企業を買収、アジアや北米といった海外への進出など、挑戦を続ける株式会社SODA。

SODAで働く人を紹介する”Why I'm Here”シリーズ第14弾では、オンライン・オフラインを統合した1次流通ブランドのアイテムが揃うマーケットプレイス HYPE DROPのデリバリーを担う、第2チームのUnitリーダー・田林氏にインタビュー。

アパレル業界で10年以上のキャリアを持つ田林氏が描く理想のチーム像とは?そして、HYPE DROPをどのようにグロースさせていこうと考えているのだろうか。

老舗企業からSODAに転職して「スピード感がやばいな」

—田林さんはこれまで、アパレル・ファッション業界一筋で働かれているんですよね。

田林:はい。新卒でレディースのファッション関連の雑貨やウェアを取り扱う企業に入社して、卸営業を7年間程経験、その後、転職しアウトドアブランドの事業開発の仕事に携わってきました。

—新卒で入社した会社からアウトドアブランド企業に転職をした理由は何だったのでしょう?

田林:ファッションよりも雑貨に近い業界だったので、トータルでファッションに関わることができる仕事がしたい」と思ったのが理由になりますね。

—そして、そこからSODAに転職をされたということですが、その理由も教えてください。

田林:当時の会社でやっていた新規事業が、コロナの影響などもあってクローズしてしまい、他部署に異動という形になったのですが、自分のやりたいこととかけ離れていくのを感じていました。そのため、ファッションを軸に「別のところで働こうかな」と思ったことがきっかけになります。

—当時の田林さんは、SODAのどこに魅力を感じたのでしょう?

田林:元々SODAが運営するスニダンを利用していたこともあり、「とても伸び盛りな会社」だなという印象をもっていました。ただ、正直にお話しすると「スタートアップ企業ってどうなんだろう?」という不安もあったんです。それまでは、ある程度歴史のある企業で働いていましたので。

—それでも、最終的にはSODAを選んだんですね。

田林:自分で色々と調べたり、面接を経て「会社として成長過程のフェーズであるので「自分もどんどん事業に携われる」と感じたのが決め手になりました。

—入社してみていかがでしたか?

田林:会社の勢いって、外から見るのと中に入って感じるのとでは全く違うんだなということが分かりました。前の会社は老舗の部類で安定感はありましたが、その分時間がゆっくりと流れているような感覚があったんです。でも、SODAはスピード感が本当にすごくて。例えば、通常なら時間がかかりそうな会社承認が必要な場面であっても、1日で決済が下りることもあり、「これがスタートアップの勢いがある会社の風土なのか」と入社して実感しました。

—当然、戸惑う部分もあったかと思います。

田林:最初は戸惑いもありましたね。それまでは安定的な働き方をしていたので、「このスピード感やばいな」という(笑)。けれど、働くうちにスピード感にも慣れていき、積極的に意見や提案を発信できるようになったんです。働きながら徐々に掴んでいったと言って良いかもしれません。

チームが立ち上がったばかりだからこそ生まれるやりがい

—現在、田林さんはHYPE DROPのデリバリーを担う第2チームのUnitリーダーを務めていますが、どのような仕事をしているのでしょうか?

田林:ブランドビジネス部は第1チーム/第2チーム/クリエイティブチームと分かれています。第1チームのバイヤーがHYPE DROPで展開するブランドを獲得していく中で、第2チームは「それをいかにスムーズに販売していくか?」を担うことが仕事です。ブランドから納品される商品在庫の管理からアプリ上で掲載するブランドの情報収集、販売後の売上分析など業務は多岐に渡ります。

—在庫管理から分析業務など、守備範囲が広いのですね!

田林:アパレル業界って、分業制を敷く会社が多いと思うんです。老舗のアパレル企業になると、企画の部署、在庫管理の部署、PRの部署のように分業されているケースが一般的ですが、SODAのブランドビジネス部はチームが立ち上がったばかりということもあり、本当に幅広い業務に携われて、そこが面白いと感じています。

—SODAでしかできない経験がたくさんありそうです。

田林:はい。実際、僕は今までの経歴の中でSNSなどのPRの部分は未経験でしたが、クリエイティブチームと協力しながらPR面に関しても経験させてもらえています。SODAは部署連携も活発で、各分野のスペシャリストに意見をもらえたり、協力してもらいやすい環境です。たくさんの部署と関わりながら自分のスキルを上げ、HYPE DROPをグロースさせていくという良いとこどりの仕事環境はあまりないでしょうし、それが自分の中でも仕事の面白さややりがいに繋がっています。

—ちなみに、第2チームが第1チームの業務に関わったりする場面もあったりしますか?

田林:第1チームが行っているブランドとのリレーションにも関わる機会があります。やはり、これも分業制を敷かないからこその強みだと思います。一般的なアパレル企業では、デリバリーが担うような部分はずっと社内でのリレーションがメインの業務なんです。ただ、業務内容が広いからこそ、ブランドと直接関わるといった社外のリレーションもできる。それに加えて、アパレルの肝になる「どうやって売っていくか」という販売促進の業務にもトライできるので、刺激はたくさんありますね。

チーム作りで意識していることと、組織の今後

—SODAの中でも、ブランドビジネス部はみんなが明るく仕事に取り組んでいるように見えます。組織作りをする上で意識していることは何ですか?

田林:適材適所を見極めることですかね。現在、第2チームには7名のメンバーがおり、20代前半から30代半ばまでと年齢層に幅があります。ただ、上下関係がなく物事を言える雰囲気があるんです。それぞれが異なった経験を持って入社してきているので、幅広い業務がある中で、得意な分野で力を発揮できる環境を心がけています。

—各々が得意を活かせる環境作りを心がけている。

田林:そうですね。後、メンバーには日頃から「どんどん意見が欲しい」と言っていて、実際にたくさん意見やアイディアをもらいます。立ち上がって約1年のサービスで決まった型がないからこそ、色々な方向からのアイディアは大切にしていきたいんです。

—闊達な意見交換ができるのですね。

田林:意見を大切にするのは、メンバーの提言が仕事に直結しやすい環境だからです。なぜなら、HYPE DROPは今後、ファッションコレクティブのジャンルでHYPEなものがあればカテゴリーを問わずに増やしていく考えがあるからです。そのようなアイディアが多ければ多いほど、HYPE DROPが拡大していく中でHYPE DROPにハマる要素があるということです。それが好きなものなら自信を持って発言できるので、より説得力をもったアイディアになるかなと思います。

—なるほど。個人の好きを膨らませることが、HYPE DROPのさらなる成長に結びつくという好循環が生まれている気がします。

田林:HYPE DROPは立ち上げ当初、ファッション軸でサービスをグロースさせていきましたが、直近ではアート作品の展示販売やフィギュア、E-バイクなど、洋服以外のファッション関連グッズにも幅が広がっていて、今後も「HYPEをDROP」させる部署として、ファッションに留まらず、世の中でHYPEと呼ばれるような商材の取扱いが増えていくでしょう。ファッション以外にもそれぞれの好きを活かせる環境になる可能性があると感じます!

—その成長過程の中で、新しい人材が活躍できる場面も増えるのではないですか?

田林:本当にそうですね。「自分の好きを活かし、HYPE DROPでの幅広い業務を通じて新しいことをやりながらも、組織という土地を整えていくのを楽しめる方」にピッタリな環境ではないでしょうか。今は連携や運用スキームを整えたりと、チームの第一次成長期でもありますので、ゼロからイチを生み出していくことが苦にならない方がより楽しく働けると思います。また、社内外問わず色々なやり取りが発生するため、アパレルでの営業やEC担当経験の中で社内外で橋渡し的な働き方をしてきた人材とはマッチしそうです。「この案件をどう効率的に進行していくか」といった地道な作業スキルはもちろん、ブランドから集めた情報を過不足なく社内に落とし込んだり、社内での情報をきちんとブランドに伝えられるといったようなコミュニケーションスキルも必要になります。課題を解決していきながら、日々のタスクを回していき、その先にある会社とHYPE DROPの成長のために色々な案を出してくだされば嬉しいですね。

—そうした人材が来てくれることで、HYPE DROPはより良いものになっていくでしょうね。

田林:はい。第2チームはリリースに直結した仕事をしているので、ユーザーに近い場所にいる必要があり、ユーザー目線で様々なジャンルの知見を持った人が多ければ多いほど面白いブランドを取り扱うことができて、カテゴリーもさらに広げられるようになります。それが、よりよいユーザーへのアプローチ方法や新しい企画が実現できる環境に繋がります。「HYPE DROPで新しいものを作っていくぞ!」という気概のあるメンバーが1人でも増えれば、チームとしてもっと屈強になるなと感じていますね。部署として立ち上がって間もないので、「もっとこうした方が良い」や「ここが足りていない」という点もたくさんあります。会社も大きくなっていく中で、「HYPE DROPって何しているか。どこに向かっているのか」、を発信しさまざまな部署との連携をより強化させ、HYPE DROPをグロースさせていけるチームを作っていきたいです。

スタートアップに挑戦して得た確かな成長

—田林さんはHYPE DROPがリリースされた頃からSODAで働いていますが、何か思い出深いエピソードはありますか?

田林:エピソードとは少し異なるのですが、現在進行形で感じていることで、事業の立ち上がりから段々とHYPE DROPが事業として形になっていくというのを実感できるのが感慨深いなと感じています。ブランド数、働くメンバーもどんどん増えてサービスが形になっていき、これからも伸びていく可能性を秘めている。そこに身を置ける楽しさはやっぱり感じますね。

—その中で、田林さん自身の成長もあったのではないでしょうか?

田林:色々なタスクを同時並行で進める中で、さまざまな部分にアンテナを張りながら速度を意識して突き進めるようになったのは、成長を感じる点ですね。僕は考えてから実行する「石橋を叩いて渡る」タイプの人間なのですが、SODAは良い意味で石橋を叩くことができない。まあ、早く叩いて早く渡るような感じでしょうか(笑)。でも働くうちに、元々持っていた慎重さや安定感のような部分にスピードが付いてきたなと実感するんです。スタートアップでの勤務経験がなかった僕も楽しく働けているので、幅広い仕事がしたい方はきっと活躍できると思いますよ。

—「早く叩いて早く渡る」は、SODAらしいお話ですね(笑)。最後に、田林さんの今後の目標をお聞かせください!

田林:僕はSODAに入ったことがきっかけで、それまで知らなかったジャンルのブランドやファッションを知ることができました。入社前は自分の興味のあるジャンルのことしか関心がなくて。でも、HYPE DROPのおかげで今まで知らなかったブランドと出会ったり購入して好きになるという体験をたくさんしてきたんです。その体験がとても面白かったので、「え、これをHYPE DROPで扱うの!?」と喜んで頂けるようなHYPEなアイテムを取り扱い、今度はユーザーに、さまざまな新しい出会いを提供したいと思っています!

—本日はありがとうございました!

田林 和晃/株式会社SODA ブランドビジネス部 第2チームUnitリーダー新卒で入社したレディースブランドに7年間勤務し、卸営業に従事。その後、東証一部のアパレル企業にて海外アウトドアブランドの新規事業開発を行う。SODA入社後はtoB向けの新規事業開発を経て、ブランドビジネス部に異動。アパレル業界での10年以上のキャリアを活かし、HYPE DROPの運営に携わっている。

SODAでは共に事業拡大を目指す仲間を募集しています。
下記のご経験やスキルをお持ちの方はぜひご応募をお待ちしております!

SODA ブランドビジネス部で活かせるスキル 
・アパレル業界で営業職もしくは進行管理や商品・在庫管理の経験
・EC業界で営業・MDなどのご経験もしくはアパレルと業務接点をもった経験
・有形・無形商材問わず営業提案もしくは進行管理業務の経験
・基本的なMicrosoftOfficeツールの使用経験(GoogleSpreadSheet、GoogleSlide)

求める人物像
・SODA及びSNKRDUNKが掲げるミッションへの共感
・プロジェクト実現のために社内・社外問わず、円滑に交渉
・調整可能なコミュニケーションができる方
・向上心高く、目まぐるしく変化する環境変化に対しても前向きに捉え業務に向き合うことができる方
・個人ではなくチームや事業の成長を第一に考え、協調しながら業務遂行できる方


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