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音楽家のDJには敵わない

80年代後半は、毎週と言ってもいいほどディスコで遊ばせてもらいました。

いわゆるユーロビートの時代だけど、70sやロックも入り交じる楽しいダンスフロア。ディスコの楽しみを教えてくれたDJと先輩からたくさん音楽を学ばせてもらった。

踊ってる最中も、この曲イイ!! と思ったらDJブースにかぶりついて、回る円盤を目で追って曲名を覚え、翌日はレンタルレコード屋でdigってテープに録音したのが懐かしい。フロアを思い出す曲順の新作テープを次の週末の昼間に大音量で聴いて、気分をアゲて夜には現場に出かける楽しい日々でした。

そんな調子だから曲の相性はフロアを通して感覚的に覚えました。「この曲の次はこの曲が来る」って調子で回想しながらね。

レコードを揃えるお金がなくてDJは諦めてたけど、90年代前半にクラブのブースで遊ばせてもらって楽しくて、CDでDJ出来る時代になったら始めようと決意。1997年にDJ機材をゲットしたけど使いづらかったのも良い思い出。

そうして出来た自作MIXなので所詮フロアの再現に過ぎません。自分が馴染む曲順はどこかのDJのセトリのマネ。そこでオリジナルMIXに挑戦するけど何だかイマイチ。つなぎが合ってもアガらないMIXばかりで残念でした。

00年代後半、ニセコのDJパーティで一緒だった獣医師DJが元々ヘビメタのギタリストで「ディスコは軟弱だと思ってた」と聞いて驚いた。ディスコ人じゃないのにDJで、トランスの選曲と曲順が素晴らしいのが謎だった。

その謎がやっと解けたのがこの記事。

自分と同じ機材に親しみを感じて記事を読んだけど、理論が高度でわからなすぎて親しみというより尊敬しかない。詳しくわからないけど自分は音楽を知らないから構成が下手なのだと学べた記事でした。感謝です。

そういやヘビメタ出身の彼以外にギタリストのDJ仲間もいた。プロでは大沢伸一さんはベース、Taku TakahashiさんはドラムなどDJ以前から演奏家でした。そっか。DJとはいえ音楽理論を知らないとダメだとやっと気づいた。

俺、なんでもそうだけど、気づくの遅くて笑える!
そりゃ敵わないわな−、と50を過ぎてやっと気づいた。だけど気づくの遅かったから長く楽しめた。機材がもったいないから趣味として続けよう。

最近ラジオから離れたピストン西沢さん。GROOVE LINEのDJMIXが最高でした。ピストンさんもギタリスト。メチャクチャ遊びが盛り盛りだけど、楽しくて( ・∀・)イイ!!のです。↓昔の放送のMIXをアップしてくれてました。

いつか直接ピストンさんのDJ見たいなぁ。12月のBANK30行きたいなー。

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