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福祉から平和を(5)道程


此処までの道程

中学時代、洋楽の影響で外国に憧れを抱く。高専卒業後メーカーに入社し、品質部門の技術窓口として海外販社と交信する。後に技術コーディネーターとして、ニューヨーク、デュッセルドルフ、アムステルダムで勤務。合計7年間の海外生活で異文化コミュニケーションを身につける。

 一時帰国の際、街を歩く人々の暗い表情に逆カルチャーショックを受け、閉塞的で生きづらい日本から逃げたくなる。間もなくして元同僚の自殺を知り、開放的で生きやすい社会にすることが日本の緊急課題と気づいてしまった。気づいた自分の役目を考えた末「ものづくり」から「まちづくり」への転身を敢行。格差社会の解消を目指す。

「道程」@SOCIOVISIO

あれから15年経過。生きづらさ、閉塞感は増している。無力感に残念だ。
R.I.P. Mr. H.

100年後の子供たちのために

東日本大震災は100年後の教科書に載ることは間違いないでしょう。
100年後の先生や子どもたちは授業を通して東日本大震災がもたらした被害を学ぶでしょう。でも、それより注目されるのはその後の日本の盛衰だと思います。事実自分は関東大震災にしても太平洋戦争にしても、その瞬間の被害より災害後の社会変化に関心があります。それは自分だけではなく将来の子どもたちも同じはず。すなわち「自分達は100年後の子どもたちに見られている」と思うのです。日々の活動を。どのように日本の盛衰を左右していくのかと。

【思考の溢流】あのころの日本人、といわれる運命@SOCIOVISIO

今も同じ思い。未来の子供に申し訳ない思いはエンドレス。諦めは罪。

年表と工程図

プロジェクトの工程図、ガントチャートと呼ばれるものには、役割ごとのタスクが時系列に整理されている。これをチームで共有して、担当者が責任をもってタスクをこなし、チームは役割分担が機能している安心感を得る。

歴史の年表。日本史、世界史、美術史…◯◯史には必ず付き物の年表。いつ誰が何をしたか時系列で見れる。過去と現在をつなぐ年表は、過去の工程図。世界史の年表はチーム世界の記録。日本史の年表はチーム日本の記録。

工程図は、目標に向かう未来への設計図
年表は、時代を生きた人の生き様の記録
今日の自分の生き様が明日の年表になる

今日の自分が何をするか、具体的な目標は自分で決める
だけど目的は同じだ。目指す未来、それは平和。

手段は人それぞれ
各々が見える世界を平和にする
そのために今日なにが出来るか
そのために今日なにが出来たか
一人で出来ることはささやかだ
細やかなものの積み重ねが大きなものを作る

小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道

イチロー

細やかでも良い。一人ひとりが自分なりの前進を続ける。
毎日、希望を胸に日々を活きる。
それが平和に近づける唯一の手段。

Every little step we make.

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