ネガティブな事実を伝えるコツ
下半期、始まりました。
皆さんの上半期はどんな日々でしたか?
風祭りは
悩んで考えたことで新しい価値観を見つけ
悩むの自分の感情から
「もうこれはこだわらなくてもいいや~」って
古い価値観をポイッしたり
内面をこねくり回した上半期でした。
最近アップデートした価値観は
“相手にとって都合が悪い、ネガティブな事実の伝え方”
相手には受け入れたくないことを伝えなければいけない。
いろんな状況がありますよね。
例えば、生活保護の担当をしていると
「本人に入った臨時収入が、返還金になることを伝えないといけない」
「前任の担当者が、説明していなかった返還金が見つかった!」
というお金に関わる話を中心に、相手にとって不利益になる事実を
伝えなければならない場面がたくさん出てきます。
もめることになって、お互いの関係性が悪くなるの嫌だな~。
相手が感情的になるだろうから、気が重いな~。
ケースワーカーのストレスの根源の一つでもあります。
「お金の取り立てなんて、別部門でやってよ」
「こんなこと伝えて、良好な関係性づくりなんて無理!」
とやさぐれてしまいたくなるかもしれません。
そんな方への処方箋になれば嬉しいです。
今回のお題はこちら
コロナ禍の臨時的対応で、保険や車の処分指導を一時的に保留とする通知が出されました。しかし、コロナ禍もいよいよ長くなり、一時的に保留としても就労収入があがらなかったり、思うように事業が軌道に乗らなかったりして車の処分指導をしなければならないと伝える場面です。
私が工夫したこと。
①不都合な事実だけでなくポジティブな事も伝える
例「車は処分してもらわなければなりません(ネガティブな事実)
でも、その期間は話し合って決めたいと思っています(ポジティブな事実)」
ポジティブな内容をあとに伝えることで
相手にとっても
「あ、この人はこちらの負担が軽くなるように配慮しようとしているんだ」と感じさせることができますよね。
②相手の意思を尊重する。相手を否定しない雰囲気を作る。
車を持っていることを「ダメなこと」として罰するのではなく
「車を持ちたい気持ちはわかってますよ」という一言加える。
この一言で、相手がマイナスな要素を受け入れなければならないのを
助けてくれるように思います。
他にも
「今回のことで、何か困る事があれば、相談にはのりますよ」
と伝えることもあります。
(返還金の場合は分割の相談ならのりますよ。とかとか)
まとめ
皆さんの参考になれば嬉しいです♪
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