新幹線&かっぱえびせん60周年コラボ 思わずSNSで投稿したくなる!X投稿キャンペーン徹底解説!
とある投稿をきっかけに、面白いXキャンペーンを発見しました。浜松駅が「かっぱえびせんに乗っ取られている」というのです。
投稿は、3.1万いいね、4,221リポスト、105件ものリプライを獲得、179.5万インプレッションを記録し、非常に注目が集まっていることが分かります。
このキャンペーンは、JR東海道新幹線とかっぱえびせんが60周年を迎えたことを記念して開催され、「新幹線の駅にえびを放流する」というユニークで斬新な設定になっています。
「かっぱえびせん」の「えび」ステッカー計60匹が、東海道新幹線全17駅の改札内に掲出され、各駅で写真を撮ってXに投稿することが参加条件です。
このキャンペーンのポイントは以下の3点です。
① 探して投稿したくなる工夫
駅名看板など、見つけたら思わず投稿したくなる場所に「えび」のステッカーを配置。ユーザーが楽しみながら投稿でき、参加のハードルも低くなっています。
② UGCによる自然な拡散効果
ユーザーの自発的な投稿で、広告ではなく自然な形で多くの人に認知が広まりました。「これは何?」と興味を持たせる効果もあり、X投稿キャンペーンの理想的な展開です。
③ 興味を引くハッシュタグ
「#新幹線駅にえび放流」というインパクトあるハッシュタグが、ユーザーの関心を引きました。ユニークな言葉で違和感を与え、興味を引く仕掛けです。
実際、ハッシュタグ投稿を見ると、駅名看板のほか、壁や静岡駅のおでんステッカーの中に隠れた「えび」もあり、ユーザーが楽しんでステッカーを探す様子が伺えます。
また、インセンティブは60周年を記念した2社コラボの限定ノベルティが用意されており、かっぱえびせんファンや鉄道ファンにとって魅力的な内容です。
ここでしか手に入らないノベルティは、企業や商品のファンを巻き込むうえで非常に効果的です。(もし、ノベルティキャンペーン事例について知りたい場合は、こちらの記事や資料もおすすめです)
この機会に自社では「どのようなキャンペーン設計・ハッシュタグにすることで、思わずSNSで投稿したくなりそうか」ユーザー目線に一度立ち返って、社内でアイデアを持ち寄ってみてはいかがでしょうか!
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