SNS好事例紹介【日清焼そばU.F.O】~【湯切りでおみくじ! 商品あるあるを利用したアイデアへの反響】
今回は、日清焼そばU.F.O.公式Xアカウントのバズ投稿を通じ、アイデアとファンが企業のSNS運用において、いかに強力な武器になるかを解説します!そして、弊社の見解を交え、企業のSNSの在り方やSNS運用戦略を立てる手法について言及してみました。
【湯切りでおみくじ! 商品あるあるを利用したアイデアへの反響】
日清焼そばU.F.O.の公式Xアカウントで2024年1月25日に以下のような投稿がありました。
湯切りの穴から麺がちょびっと出るという「商品あるある」を、おみくじと掛け合わせた見事なアイデアの投稿でした。
投稿は1900以上のリプライ、52万ものいいね、8.7万ものリポストを獲得し、インプレッション数は2,722.8万にも達していました。HUFFPOST、ねとらぼなど各メディアで取り上げられ、注目が増した影響もあるでしょう。
また、リプライの内容も必見です。
「ちょびっと出ない工夫よりも、楽しめる工夫。この企画が通る会社で仕事がしたいと思わせてくれる」
「公式の遊び心が好きすぎる」
「出やすい下側に悪いのが集中してるところに日清さんのセンスを感じるから大凶目指して購入します」
「湯切りする時に雑になりがちだけど何が出るか楽しみになる」
「ひとつだけ「あたり」にして、その穴から出ている写真を投稿した人に、1つ無料プレゼントするというキャンペーンはどうでしょう?」
などの肯定的なリプライが多く集まっていました。
「商品あるある」という切り口におみくじ掛け合わせたことで、既存ファンやフォロワーの間で盛り上がるだけでなく、既存ファンやフォロワー以外にも拡散し、ブランドイメージの向上やブランドの好意形成、認知拡大にも寄与したと考えられます。
さらに「購入します」といった態度変容につながる声や、ファンからキャンペーンを提案する共創につながる声もある点は、企業のSNSアカウントの理想の状況だと言えるでしょう。
【ファンやフォロワーを理解することはブランドの資産であり武器になる】
実際にどうすればこのような投稿ができるのか?というと、商品やブランドの理解だけでなく、ファンやフォロワーを理解した上で、自社アカウントのSNSでの在り方を定義し、SNS上での「切り取り方」の様々な切り口(カテゴリーエントリーポイント)を持つことだと言えるでしょう。
これらを紐解くひとつの手段として、ソーシャルリスニングがあります。ソーシャルリスニングで得た結果に基づき、企業公式SNSアカウントの在り方について仮説を立て、各SNSの特徴や競合他社の事例を踏まえながら、SNSで自社独自の切り口を持った戦略設計を行うことが重要です。
しかし多くの企業は、SNSの普及に合わせて運用を始めたものの、戦略部分やSNSごとの使い分けができていないなどの課題が多いように感じます。
私たちはそのようなお悩みに寄り添いながら、そもそもSNSに注力すべきなのか、SNSでどのようなアプローチが適切かということもご相談に乗ることが可能です。もし私たちの力が必要でしたら、いつでもお気軽にお声かけください!
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