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ソーシャルセクターデザイン講座第2弾2回目publinkの栫井誠一郎さんによる「官と繋がるには」を終えて

社会が大きく、凄いスピードで変わろうとしている今

「しくみ」が追いついていかず、だけど何処からどうやって手をつけていけばいいかわからないと思っている方は多いのではないでしょうか。

私は地方自治体に関わっていたので官組織(文化、用語、慣習など)を少しは知っています。しかし、そんな私でも例えば大きく国のしくみを変えたいと思った時、中央省庁へのアクセスが必要となりますが、やったことがないためどうしていいかわかりません。

ですから、どうやって官僚と接点をもったらいいのか、接点をもったらどういうスタンスで付き合えばいいのかわからないのが普通ですよね。

今回のゲストスピーカーの栫井さんは経産省にいた時、優秀な官僚は多いけど組織が縦割りや慣習に囚われて、いけてなさすぎて、これはどうにかしないとと20代で飛び出し、官僚機構をリノベーションしようとpublinkという会社を立ち上げた人です。来年は官僚と民間人が気軽に繋がれるオンラインサロンを立ち上げるそうです。誰でも官僚と繋がれるツールが増えると世の中少しずつ変わっていきそうですね。

そもそも、国のしくみなんて官僚と政治家が考えるもので、そこを「お上」と仰いでぶらさがったきたのが今までだったのではないでしょうか?でもこんな変化に富んだ、多様で、混沌とした時代は全員がフラットな関係で繋がり、しくみを変えていかないと、機能しなくなるのではないでしょうか?

栫井さんは命を削りながらゾンビのように頑張っている官僚は沢山いるといいます。なんと平均残業時間が約150時間というのはやばくないですか?終電で帰れたら「ゆとり」と言うなんておかしいですよね。

そんな熱い官僚たちのパッションを冷めさせないしくみ、また民(企業、NPOとか)が対等に官と関われるしくみ、そのしくみができるまでには官と民の両方の文化、慣習、用語を知ってる通訳者が必要ではないでしょうか?

私たちソーシャルデザインプラスも官に強い広吉と民に強い源川で通訳者になっていきたいと思っています。そしてみなさんが一市民としてどんどん積極的にいろいろな人と繋がって、少しでもいい社会になるように活動していけるように動いていきます。

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