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#12 6月20日が教えてくれたこと。「世界難民の日」との出会い

ご存知ですか?

6月20日は、「世界難民の日」です。
私は、全然知らなかったのですが、先日ユニクロに行った際知りました。

なぜユニクロ?と思いますよね。


確認したところ、ユニクロは、難民に向けた政策を色々と取っている様です。
一つは売上の中から国連を通じて寄付をしたり、
その他、難民の雇用も始めたそうです。

正直、凄いと思いました。

それは、まず日本の企業でその様な国際貢献を考えている企業があったと言う感謝の気持ちからのものです。

私のイメージでは、政府の依頼でもない状態で、企業自らの判断でこの様な取組みをする所は、
なかなかないと思っていましたので、少し驚きましたし、素敵だなと思いました。

そこで現状を把握する上で、
世界の難民はどの様になっているのか?
と言う点を調べました。

■難民の現状
世界の難民の数は、現在約8000万人いるそうです。
世界の人口が約80億と言われていますが、その1%にのぼる数字です。

またその内の出身国の割合ですが、一位がシリアで続いてアフガニスタン、南スーダン、ミャンマーという様に続いているそうで、シリアからでは、670万人になります。

私も一昨年、この難民問題のワークショップに参加したんですが、
なかなか難しい問題だなと思いました。

まず主要な受け入れ国となっているヨーロッパは、現時点でかなりの数の人たちを受け入れていて、
飽和状態になってきている点があります。

また、出身国の国内問題が長期化しているケースでは、滞在期間が長くなってきている場合も増えており、彼らの生活の基盤作りが必要とされています。


そんな事を考えている中、冒頭でお伝えしたユニクロの取り組みを知りました。

そして、日本が難民をほとんど受け入れていない中
日本の企業が、国際貢献に向けて動き出した事に、
驚きを感じました。

彼らが救助という支援から自立への支援をへと領域を広げている点は、
今までの日本の企業の取り組みから、かなりの前進だと思います。

なぜならば、お金を出すだけでなく、行動として何かを示す事を始めたからです。

いつか日本の企業や国としてのの取り組みのが、
ユニクロの様な形がスタンダードになった時、日本の取組は 初めて国際貢献の領域に入る事となるのでは、ないかと思います。

もしこの記事が、難民の事を考えて頂ける
キッカケになれば、この活動も繋がっていくのではと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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