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SDGs×世界遺産 絵本プロジェクト

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息子用プレゼントとして、『ありがとう』をコンセプトにSDGs×世界遺産のキャラクター絵本を作るプロジェクト。
運営しているクリエイター

#私の推しキャラ

SDGs絵本19『貧困をデザインする』

SDGs 目標1 貧困をなくそう の元々のキャラクターはネズミの家族だった。貧困のイメージをドブネズミに投影したのだ。ネズミになら貧困のイメージを投影して文句も出てこないだろう。 しかし、このSDGsの目標と世界遺産を組み合わせのキャラクターはそうはいかない。なぜなら、貧困はネガティブワードだからだ。世界遺産と貧困のイメージを組み合わせて良いものだろうか? ステレオタイプの貧困国というとアフリカ。最初はアフリカの世界遺産も考えたが、気が進まない。 昨今のアフリカのイ

SDGs絵本18『ありがとう絵本を印刷してみた』

息子・日奈太の誕生日に向けて、SDGs×世界遺産のキャラクターを使った『ありがとう』の絵本。 17の目標のうち、まだ2つの目標のキャラクターを紹介しきれていない。しかし、本日6月30日に息子の日奈太の3歳の誕生日になってしまった。 そんな訳で、数週間前から絵本の制作に取り掛かっている。 しかし作業はなかなか捗らない。 というのも仕事をしながら、noteも毎日投稿していたらなかなか絵本を作るのにも手が回らない。その上、6月末が弊社の決算ということもあり、バタバタとした数

SDGs絵本17『世界遺産第1号から繋がるともだちの輪』

英語でありがとうは『Thank you』。 ありがとうの絵本を作るにあたって、Thank you は必要不可欠。そんな英語圏での世界遺産を探してみた。 探すにあたって、最初の世界遺産はどこなんだろうと、疑問に思う。 1.ガラパゴス諸島(エクアドル) 2.キト市街(エクアドル) 3.イエローストーン(アメリカ) 4.メサ・ヴェルデ国立公園 (アメリカ) 5.ナハニ国立公園(カナダ) 6.ランス・オ・メドー国定史跡(カナダ) 7.クラクフ歴史地区(ポーランド) 8.ヴィエリチ

SDGs絵本15『「ありがとうが」ない理由は海より深い』

SDGsといえば、海洋中のマイクロプラスチックによる人間を含めた生態系全体への悪影響が問題とされている。 マイクロプラスチックとは、5mm以下の極微細なプラスチック片のことで、魚、鳥、微生物など様々な生物への被害が確認されている。 そんなSDGs目標14 海の豊かさを守ろう は、エイのキャラクターをデザインしていた。ワッティーのデザインが、元々カンボジア人デザイナーJessyAnが描いたエイのキャラクターをモデルにしていたのに影響されていたのかもしれない。 そんな海

SDGs絵本10『なぜ?どうして、ピラミッド?』

SDGs×世界遺産のキャラクターを作ろうと思った時、直感的に目標4 質の高い教育をみんなに は、エジプトの世界遺産ピラミッドにしようと思った。 数ある世界遺産の中で、圧倒的な知名度を誇るピラミッド。そして誰もが知る世界遺産といえば、ピラミッドしかないだろう。その三角形の構造には数学的なイメージもあり、いかにも知的な感じを醸し出す。 元々のSDGsを擬人化しただけの以前のデザインは、ひらめきをイメージさせる電球と教師の衣装をきた安直なデザインだった。 正直、あり触れた