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体癖別・体の症状

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各体癖・人としての低潮をしているときによく見られる症状の目安

以下は、各体癖が低潮したときに出やすい体の症状を記述しました。

人としての低潮(詳しくは前回『体癖から病気をみる~人としての低潮・動物としての低潮』参照)によって出るものを主として書き出しましたが、そのまま放っておくと動物としての低潮に固定されていて慢性的に出るようになってしまう症状もあります。

これらが起こったときには、まずは「ストレスが溜まっていないかな?」と自問してみることをオススメします。

健康体で、純粋に動物としての低潮で症状が出ている場合は、高潮し始めると症状は消失します。
例えば、八種の動物としての低潮で出るじんましんは、低潮が終わり高潮しはじめると出なくなります。

※心の症状に関しては『元気がないときに読む体癖~高潮と低潮・体の波~』をご参照いただければと思います。

野口晴哉先生がおっしゃっていることも少し入っていますが、主には18年間整体施術の現場にいる私・ソシャフィアの研究です。
ソシャフィアの整体操法は、身体均整法やオステオパシーなど様々な技術をミックスさせて、さらに別の技術に昇華しており、体癖を見出された野口晴哉先生の野口整体そのものではありません。
「良いものは何でも取り入れよう」の精神です(^^)/
よって晴哉先生とは見方が異なる箇所もあります。

また、あくまでも「ソシャフィアによる整体的な知見」であり、医師の見立てや他の整体術の知見とは大きく異なりますので、ご了承の上参照なさってください。

本記事の特徴としては…

体の各部位などの位置や、専門的な用語で「これはあまり知られていないな」という箇所には、イラストを入れました。
さらに、同じ症状でも体癖によって出方が異なり、記事の構成上一カ所に記述されておりますので、ご自身の体癖の項だけでなく、すべての項をお読みいただければと思います。

【基本的な考え方】
・不調の多くは、臓器を介して表れる

ストレス → 臓器 → 各部位の痛みや不調

・臓器に不調があると背骨がゆがむ(内展)、背骨がゆがむと不調が表れる(外展)

・各体癖によって、出やすい症状がある

・同じ部位の症状でも、体癖によってプロセスが変わる

例)同じ腰痛でも、一種と五種の腰痛は痛み方が異なる

上下型の症状

脳、首、十二指腸(一種)、胃(二種)の不調が多い。

・頭痛
…緊張型頭痛で、頭が締め付けられるような痛み。
一時的に首や頭の筋肉の緊張に起こることによって起こると考えられる。

ちなみに片頭痛はどの体癖でも、特に女性は動物としての低潮(周期的な低潮)で起こりやすい。

・(主に一種)十二指腸の痛み
…症状が出る位置としては胃の痛みと同じ。

人によっては、ヘソの右上5~6cmのあたりが痛むことも(十二指腸の4つある曲がり角の最初の曲がり角に当たる)。
不調が行き過ぎると十二指腸の腸壁が薄くなって消化物の毒素が肝臓に直接入ってしまい、アレルギー体質になることも。

※二種や四種にも胃の付近の痛みは起こるが、それぞれ状態が異なっている。

十二指腸の最初の曲がり角の位置。押すと痛む人も。

一種・十二指腸

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