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体癖別・コミュ障【対策編】”前編”

※こちらの記事は、前作『体癖別・コミュ障【ディス編】』の続きとなります。
まだお読みでない方は、以下よりぜひ♪(´ε` )

「コミュニケーションとは、”技術”である」

そりゃまぁ確かに天性のものもありますし、体癖による感受性の違いによって身につけた能力もあるでしょう。
人生で経験した様々なことが、現在のコミュニケーションの癖として定着している面もありますね。

それでも、コミュニケーションを深く学ぶことによって、さらに多くの人に親密感を抱かれ、信頼され、安心されるようになります。
コミュニケーションの技術は、確実に人生をより良い方向に導いていきます。

そして”技術”の良い面は、”汎用性”があるところ。
誰がやっても同じ結果になる、ということ。

たとえ前作で書いた九種や六種や二種のような、分かりやすい”コミュ障”だったとしても、四種や十種などのような、円滑で楽しいコミュニケーションをしていくことができるようになります。

心理学講師として、週に6日新幹線に乗って様々な地方でコミュニケーションを教えてきました。
八種の話を盛る癖ではなく(笑)、冗談抜きで一年の280日くらいは教えに行っていたのです。
それを8年間ほど続けました。
生徒さんの数も、数えていないけれどたぶん300名くらい。(基本コース35万円の講座の生徒数。でも外注されて教えてたからギャラはスズメの涙www)

「恋人ができた!」
「配偶者とまた仲良くなれた!」
「友達ができた!」
「同僚とプライベートで食事に行けるようになった!」
「取引先がたくさんできた!」
「販売しているものが売れた!」
「仕事がうまくいくようになった!」
「子供が心を開いてくれるようになった!」
「人生が変わった!」

生徒さんから様々な嬉しい声を聞いて、「あんなコミュ障だった人がよう言うようになったのぅ」と感慨に耽ったものです。

もちろんうまくいかない人も。
おそらくはうまくいった人以上に。
コミュ障のまま、基本コース35万円の講座を修了していったのです。
もったいない。

うまくいった生徒と、うまくいかなかった生徒の違いは何か?
後者には、どんな原因があったのか?

本人はコミュニケーションに問題を抱えている自覚がなくても親が半ば無理矢理受けさせられただけだったり、心理学講座を売る営業さんの口車にまんまと乗せられて「とりあえず受けてみた」だけだったり、技術でなく合コンとかでひけらかすだけの知識としての心理学を学びたいだけだったり、何に使えるのかよく分からないけれど資格が欲しいだけだったり、自分のダメなところを知って頑張らなくてもいい理由を探しに来ているだけだったり、教わる側なのになぜか「講師より心理学に詳しい。オレはイケてる」と自認して謎のマウントを取りたいだけだったり、「心理学を勉強している”自分”」にフォーカスしてキラキラしたいだけだったり、ちょっと厳しいことを言われると「傷ついた」と言って自分が傷つかなくなる人間になることなんてどうでもよくただ全肯定されたいだけだったり、クレクレくんになって他の生徒から注目されて構って欲しいだけだったり、「高額の講座なら余裕がある人も多いだろう」とマルチ・レベル・マーケティングの”下の子”を探しに来ているだけだったり、ちょっと分からないことがあっても講師に聞かず他の生徒に聞いてさらに分からなくなるだけだったり、講座を受けさえすればロクに勉強も練習もしなくてもマスターできると勘違いしているだけだったり、犬の世話のために頻繁に講座を休んで補講を受けてこちらのギャラにならない時間を取らせる割に「できな〜い。よく分からな〜い」と言っているだけだったり、「心理学を教えているなら私を受け止めてくれる」と新しい依存先を見つけに来てうまくいかなかったから真夜中に死ぬ死ぬ詐欺をしたかっただけだったり…

…おっと、ディス編は前回で終わってたんだ(笑)
ちょっと怨念がこもってしまった(笑)

要は、うまくいかなかった人は、「絶対に人生を変えてみせる」という覚悟がなかったのではないか、と思うのです。

「覚悟」なんて言ったら堅苦しくなるし変にややこしくなるかもしれないけれど、少なくとも私にはそのように見える。
しっかり学ぶ人は、その知識を身につけるための勉強の時間もとるし、その技術を習得するために何度も何度も何度も練習する時間と機会をとるのです。
人生の貴重な時間を使うこと…それは「覚悟」と言って差し支えのない心の在り方。

そこに体癖は、関係がない。
何種であっても、もっと幸せになる覚悟のある人は学び、覚悟が十分でない人は、何種であっても学ばない、ということは、10年に及ぶ講師生活でよ〜〜〜く分かりました。
覚悟とは、自分へのストローク(=愛)。

そして、うまくいかなかった生徒もたくさんいたのは…
まぁ、私が悪かったのもあったのでしょう。
ひょっとすると、この理由が一番大きい。

私自身が完全なるコミュ障だったのです、心理学を受ける前は。
それを、覚悟で克服してきた面がある。

だから講座を受ける人はみんな覚悟があると思っていて、何が何でも絶対に人生を変えたいものだと思っていたのですよ。
だって、35万円も払うんですよ?
しかも基本コースだけで。

この辺の話は長くなるので、編集後記で。

とまぁ、色々と書いてきましたが、心理学の講座に通ってコミュ障から脱した人は、コミュ障になってしまう根本的な原因を理解して、とにかくコミュニケーションを練習したわけです。

教えられた通りにやって、失敗したら「はい、おしまい!」ではなく、何が失敗したのかを振り返って、分からなければ講師に聞いてきて、次に活かした。
それを何度も何度もやっただけなのですね。

そこまではどの体癖でも共通ですが、「何を練習すればよいか?」は、体癖によって異なっているのです。
一種に二種のコミュ障克服法を伝授しても、あまり意味がない。
中には過去の経験の中で、一種が二種のようになる人もいるのですけどね。

そんなわけで今回の『タイヘキストマガジン』は、体癖各種のコミュ障の脱し方について。
前回の続きになります。
前回、ただディスっただけですからね(笑)

【対策編】の”前編”となる今回は、「どの体癖でもコミュ障っぷりを発揮してしまう共通の原因」について。

前作を書いた時は、「よし、壮大なテーマだから前後編に分けよう」と思って書いたのですが、いざ今回を書き始めたら「とても2記事で足りるような内容じゃない!3万字くらい行ってしまう!」ということに気づきまして…
急遽”三部作”ということでお送りさせていただきますm(_ _)m

次回の”後編”は、体癖各種の”コミュ障の脱し方”について書いていきますが、その前提をカバーしていないと、ものすごく難しくなってしまうのです。
技術には、その技術を活かすための前提が絶対的に必要なのですね。

今回も次回も、心理学的なアイデアをふんだんに盛り込んでおります。
専門用語も多く使っていますが、分かりやすいように解説しておきましたのでご心配なく。
もちろん体癖の話もかなり入っております。

あなたが体癖からくるコミュ障っぷりを発動しなくなって、さらに気持ちの良いコミュニケーションができるようになるよう、私なりに全力で書いていきます。

コミュ障になる3つの原因

人がコミュ障になるのは、なぜか?
結論から言うと…

・精神疾患
・心理的要因
・体癖(体構造)


ではないかと推測されます。

精神疾患について

いわゆる”コミュ障”と、医学的な意味での”コミュニケーション障害群”は、全然違います。
医師が下した診断は医学的根拠に基づいており、その疾患は医師の存在無しでは”治す”ことはできません。

いわゆる”コミュ障”は、医師の診断なしに自認・あるいは他者が勝手に決めつけているだけであって、精神疾患というよりは、その人の特徴を表す”状態”です。

一方、医学的な意味でのコミュニケーション障害群は、客観的な医学的根拠に基づいた”病名”。
その病名は、医師にしか下すことができません。

よってこの記事は、俗世的な意味でのいわゆる”コミュ障”について述べるものであって、医学的根拠に基づいた疾患としてのコミュニケーション障害を寛解させるための記事ではありません。

心理的要因と体癖

一種から十種すべてに言えることで、あなたがどの体癖でも、特に重要なのでぜひとも知っておいてほしいことがあります。
それは…

”相手にフォーカス”。

コミュ障を脱するには、これがものすご〜〜〜〜〜〜〜く大事です。

相手をよく見て、話をよく聞いて、相手がどんな感情を感じているかを洞察してみる。
意識の焦点を自分から離して、ただ相手のことだけに集中してみる。

前回の【ディス編】で各体癖について書いたことのすべては、相手にフォーカスしていないことで起こっています。
”自分にフォーカス”していることで起こっているのですね。

自分の考えを押し付けたり、過度に緊張したり、自分の話ばっかりをしたり…
相手にフォーカスすることで、そういった各体癖のやらかしコミュ障の頻度はかなり減っていきます。

逆に、普段から相手にフォーカスしている人は、どんな体癖であっても前回のやらかしパターンをあまりやっていないのです。
低潮していたりすればその限りではありませんけどね。

相手にフォーカスする/しないは、体癖というよりはむしろその人の”過去”によってパターン化されるものです。
育成歴や幼少期の環境、現在の状況が主な原因ですが、だからと言って「一生そのまま」ではありません。
”相手にフォーカス”は自分をかけて繰り返し繰り返し何度も何度も練習していけば、時に失敗しながらも、必ず獲得できるものです。
それは、技術だからです。

「自分はこういう過去を持っているから、自分は変わらない」ということを決意されている方は、本記事は全く意味のないものになります。
それは「しょうがない」という外部的な原因なのではなく、自分が自分に対して行なっている”決断”である場合がほとんどです。
自分で「変わらない」ことを決断しているのです。

それはそれで、良いのです。
心の中の何かを守っているのだから。
そうしなければのっぴきならない”何か”があるのです。
でも、本記事には関係がない。

そういう前提で書いていきますので、「何が何でもコミュ障を脱して人生を変えたい」という方のみ、この記事をお読みいただければと思います。
もし、過去からの原因を本心から変えたいのであれば、それができる専門家にご連絡ください。
過去退行療法や、フラワーレメディを継続してお受けになるのがオススメです。
ものすごく偉そうなことを言うようですが…
私ソシャフィアは、本記事ではあなたのためにあえて寄り添いませんm(_ _)m

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