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体癖の口癖、その心理~前編~

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体癖とは、”体の癖”。
”体”という言葉は、胴体や下半身といった大きな部位を想起させますが、もちろんそれだけではありません。

脳も体ですし、表情筋も、目のような小さな部位も体なのです。
体癖によって感受性が異なりますし、その感受性からくる顔の表情も異なりますし、相手をジッと見る、目を泳がせる、すぐに目が下を向く、といった目の動かし方も体癖で異なります。

そして、口。
口も体の一部で、体癖によって口を固く結んだり、開きっぱなしになったり、しゃべるときに左右の口角だけが上がるなど、口自体の動かし方も異なりますが…
なにより発する言葉が異なるのです。

それだけでなく、言葉の言い方も異なります。
性格以前の感受性がそうさせているのですね。

言葉も言い方も生きているうちに積み重なってパターン化され、”口癖”になります。
脳はよくアクセスする神経伝達のバイパスを作り、瞬時にそこにアクセスしますから、言っている本人が気づく間もなく、無意識で、いつも同じような言葉を同じような言い方で言ってしまうのです。
そうやって感受性は心理を作り、心理は口癖を作り、口癖は現実を作り、その現実は人生を作っていきます。

口癖によって、「この人はこういう人なのだな」と相手は判断するし、自分も相手に判断されますね。
口癖は”自分らしさ”の一部であり、相手からすれば”この人らしさ”を判断する重要な要素なのです。

というわけで今回の『タイヘキストマガジン』は、”体癖の口癖”をテーマにお送りいたします。
かなり深堀りして書いてあり、分量も多いので、今回と次回と前後編とさせていただきます。

体癖ごとの口癖を聞き分けることで、相手の体癖を見抜く材料にもなりますし、自分自身を振り返り少しだけ変えていくことで、相手に与える印象を良い方向に変えていくキッカケにもなります。

「なぜ」その言葉をその言い方でよく言うのか?
その裏にはどんな感受性が隠されているのか?
といった心理的な意図に関しても深堀りしていきます。

高潮と低潮の体の波、心の中のストローク(=愛)の溜まり具合や過去の出来事などによっても口癖は変わったりもするのですが、それらを含めると超長文になってしまいますので、今回はザックリと体癖ごとの口癖に迫っていきます。

それと、今回と次回はディス注意!
人を裏から見る八種的な感性で書いておりますので、読む人によっては少し辛口な文章になっていると思います。

口癖は、その人の本性を暴き出します。
その本性に良いも悪いもなく、そこにはただ善悪を超えた人の生命の躍動=体癖が宿っているだけなのです。

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